クルマの購入費や維持費のこと、保険のこと、税金のこと…。 クルマに関するおトクな情報、知らなかった新常識を網羅! お金を節約するためのテクニックを、どうぞお見逃しなく!

著者:山田正昭(Masaaki Yamada)


快適カーライフ実践アドバイス 2-14 個人リースは得か損か?

カテゴリ : クルマ購入編 / 日時: 2007年06月28日

 

【ここがポイント】
維持費を管理する煩わしさがない。購入よりワンランク上の車種に乗れる。

新車を購入する人が一度は検討するのが個人リース。以前は法人向けのリースに比べて個人リースは特殊な存在だったが、最近では多くのディーラーが扱っており、以前より普及してきている。

まずリースの基本的なシステムを簡単に紹介すると、自動車の所有者はリース会社で、3年、あるいは5年の契約で自動車を借りる形になる。借りるといっても通常の使い方なら何の不便もない。気になる料金は、新車の価格から契約期間後の残存価値を差し引いた金額を元に計算される。

リースのメリットとしては、維持費の負担感が少ないこと。なにしろ自分の所有ではないので、自動車税も車検費用も支払う必要がない。もっとも、それらはリース料金に含まれているので実質的に得をするわけではなく、だから負担「感」が少ない、ということなのだが、それでも一時期に大金が必要になることが無くなり、毎月同じ料金で済むのはありがたい。感覚的な問題だけでなく、家計を管理する上でそれなりに大きなメリットだといえる。また、毎月の料金は契約期間後の自動車の残存価値を差し引いて計算するため、購入してローンを支払う場合よりも毎月の支払額が安くなる。いい換えれば、同じ予算でワンクラス上のモデルに乗れるのだ。

逆にデメリットとしては、基本的に途中解約ができず、急に生活環境や家族構成が変わっても、それに合わせて自動車を替えるのが難しいこと、改造やドレスアップもやりにくいことなどが上げられる。また、走行距離があらかじめ決められている上限より多くなったり、自動車の傷みがあまり激しいと、返却時に追加料金が必要になってしまう。それと、これはリースのデメリットではないが、リースの料金は残存価値が差し引かれていたり、自動車税などの維持費が含まれているため、ローンで購入する場合との比較が難しく、どちらが得か判断しにくい。そのため「これは得だ」という確信が持てず、リースの利用を見送る人も多いかもしれない。

常に新しい自動車に乗りたい人、自動車は道具と割り切っている人なら、個人リースは大きなメリットがある。じつはリースには隠れたもう一つのメリットがあり、それは残存価値が保証されていることだ。購入した自動車を3年ごとに買い換える場合、それなりの下取りが期待できるから、うまくいけばリースと変わらない予算で乗り換えができるかもしれない。しかし、3年後の下取り価格はある程度の予測はできても、確実ではない。中古車の価格は人気に大きく左右されるため、買った車種がたまたま不人気になると、下取り価格が急落してしまうこともあり得るのだ。その点、リースなら残存価値が決まっているから、そのようなリスクを回避することができる。したがって、新車をどんどん乗り継いでいきたい人に向いているのだ。

【これが結論】
3年ごとに新車を乗り継ぎたいなら利用する価値あり

<次回へ続く>

著者:山田正昭(Masaaki Yamada)
著者ブログ:http://y2garage.sblo.jp/

 
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