【ここがポイント】
燃費向上には確実な効果がある
単純にして確実に燃費をよくする方法がアイドリングストップだ。ある統計によると、混雑する市街地の走行では、ガソリンの25%が信号待ちなどのアイドリングで消費されているという。アイドリングストップを徹底すれば、相当な燃費アップが見込めることになる。
普通のクルマで頻繁にアイドリングストップをすることにはいろいろ問題もあるし、面倒でもあるが、「これは長い!」と分かっている信号や踏切、あるいは荷物の積み下ろしなどのときにアイドリングストップを心がけるだけでもそれなりの効果はある。最初はそういったことからはじめて、慣れてきたら信号や渋滞でもアイドリングストップをしていくようにするといいだろう。
ちなみに、普通のクルマで頻繁なアイドリングストップをしても、セルモーターの寿命が短くなるとなったマイナスの影響はほとんど無いといっていい。また、どんなクルマでもエンジン始動時はガソリンを多く使うが、その量はアイドリング5~10秒分といったところのようだ。これ以下の短時間すぎるアイドリングストップはかえって燃費を悪くしてしまうことは覚えておきたい。
また、クルマ自体に悪影響はないものの、バッテリー上がりには注意が必要になる。現代のクルマは電装品が多く、ただでさえバッテリーの負担は大きい。アイドリングストップによってセルを回す回数が増えるし、アイドリングストップしている間も安全のため夜間は車幅灯くらいは点灯しなければならない。これはバッテリーにとってはかなり過酷だ。とくに、夜間しかクルマに乗らないような人だと、アイドリングストップでバッテリー上がりを起こすことは十分考えられる。そういった場合は充電器でときどき充電してやるといった対策も必要だ。
【これが結論】
バッテリー上がりに気を付けてアイドリングストップはどんどんやるべき。
<次回へ続く>


