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愛知県ITS推進協議会平成18年度総会・シンポジウム開催

カテゴリ:講演・セミナー / 2006年08月08日

 

去る7月28日、名古屋ガーデンパレスにて愛知県ITS推進協議会の平成18年度総会が開催され、それに先立ちITSの現状と将来をテーマにしたシンポジウムが開催された。シンポジウムは基調講演とパネルディスカッションの二部に渡った内容。

■通信・ITSジャーナリスト/IRIコマース&テクノロジー客員研究員 神尾寿氏

基調講演では「ITSはなぜ必要か −ITSが担う持続可能なモビリティ社会」をテーマに、神尾寿氏が今後の日本におけるITSの必要性を説明。地方ではクルマなしの生活が事実上不可能であり、2010年には1400万人が高齢者ドライバーになるという予測を紹介。それに伴う交通事故の増加が懸念され、高齢化という社会環境の変化に対応した交通システムの整備が必要であると述べた。

「ITSでまちづくり −地域ITSの実現にむけて」をテーマにしたパネルディスカッションでは名古屋産業大学教授の伊豆原浩二氏をコーディネーターに、3人のパネリストを迎え、ITSを地域に根付かせるための議論が交わされた。パネリストは以下の3人。

■愛知県ITS推進協議会事務局長/愛知県地域振興部情報企画課長 山口正雄氏
■豊田市都市整備部交通政策課長 加藤泰氏
■NPO法人ボランタリーズネイバーズ理事長 大西光夫氏

山口正雄氏はITSはセントレア開港、愛・地球博開催の2大プロジェクトの成功に大きく関わり、今後も安心快適で環境に優しい地域づくり、街づくりのためにITSが関わっていきたいと述べた。

どの地域よりも早くからITS事業に取り組み、実験・失敗を重ねながらも積極的にITSの市民生活への定着を目指している豊田市。同市で交通政策課長の要職にある加藤泰氏は、「STAR☆T21」と銘打った豊田地域ITSの現状と将来について説明した。2004年に開催された「ITS世界会議」、2005 年の愛・地球博をきっかけに豊田のITSは発展し今後、より拡充していくという方針を語った。

大西光夫氏は豊田市が実践してきたようなITS事業が他の自治体でも実践できるかどうかは分からないと疑問を投げかけ、ITSで実績のある豊田市が成功のモデルを作り、他の自治体を先導してほしいと述べた。

 

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