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愛知県ITS推進協議会 第39回会員セミナー

カテゴリ:講演・セミナー / 2006年09月25日

 

9月14日、愛知県ITS推進協議会の第39回会員セミナーが名古屋市内で開かれた。今回のテーマは「交通安全とITS」。愛知県は昨年の交通事故死亡者数が全国ワースト1、今年に入ってからも交通事故による死者が全国ワースト1位を記録しており、先日神田知事から「交通事故防止のお願い」のメッセージが発せられたばかり。県の緊急課題となっている交通事故の防止にITSをどう活用するかが議論された。

交通安全とITS

愛知県警察本部交通部交通管制課 調査官 室 勝治氏

警察庁が策定した「交通安全対策推進プログラム」に掲げられた(1)平成22年度までの交通事故車数5500人以下、(2)歩行者・自転車乗車中の死者数減少、(3)高齢運転者による交通死亡事故の抑止といった目標を達成するためには、「安全運転支援システム(DSSS)の導入を積極的に進めていくことが急務」と室氏は強調。これまでのDSSSの取り組みや、サービスやシステムの具体例について説明した。

インフラ協調による安全運転支援システムの考え方および06年度阿智県DSSS実験について

社団法人新交通管理システム協会 愛知県DSSS検討作業分科会 作業部会長 水谷 寛正氏

水谷氏はトヨタ自動車で長年情報通信分野の研究開発に従事、ヘルプネットやVICS車載器などの開発を担当。今回の講演では、自律型の安全運転支援システムではカバーしきれない交差点や出会い頭の事故にも効果的なインフラ協調システムについて、その有効性と開発の進捗具合、現状の課題などを報告した。本年度内に豊田市内の7地点でシステムの社会実験が実施される予定とのこと。

交通安全とUTMS協会の活動

社団法人新交通管理システム協会(UTMS) 安全運転支援システム分科会
分科会長 半場 信宏 氏

松下電器産業の社内分社であるパナソニックシステムソリューションズ社で主幹技師も務める半場氏。これまでUTMSが行ってきたDSSS実証事件で得た成果をまとめ、今後の研究開発に向けた取り組みについて解説。事故態様情報提供システムや追突防止情報提供システムなどはすでに導入実績があり、これら以外の安全運転支援システムも今年度以降の警察庁モデル事業の対象となっており、08年からの全国展開予定されているという。

(ITS DAYS 北島友和)

 

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