愛知県ITS推進協議会・第62回セミナー開催

カテゴリ:講演・セミナー / 2013年02月12日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 
  • mixiチェック
 
 
 

2月12日、名古屋市中区の名古屋商工会議所ビル3階にて、愛知県ITS推進協議会の第62回セミナーが開催された。

地理空間情報を高度に活用できる社会(G空間社会)の実現と新産業の創出
~ITS関連の利用実証の紹介を含めて~

一般財団法人衛星測位利用推進センター 連携協力推進本部 本部長 吉田 富治 氏

1.jpg
「GPS」といえば、カーナビやスマートフォンを通じて私達にもおなじみのサービスだが、現在日本では、「準天頂衛星システム」を活用した新たな社会基盤である『G空間社会』の構築が進もうとしている。
「準天頂衛星システム」とは、日本列島の真上に近い位置に人口衛星を配備し、より高精度な位置情報を利用できるシステムのこと。今から約2年前の2010年9月に打ち上げられた日本初の準天頂衛星「みちびき」を皮切りに、2016年度までに合計4機の準天頂衛星を打ち上げ、新たな位置情報サービスの本格運用が予定されている。
こうした大規模インフラの整備に伴い、それらを利活用するサービス構想も多彩だ。たとえば、おなじみのカーナビゲーションやパーソナルナビゲーションの高精度化に加え、東日本大震災の教訓を活かした新たな防災システムの構築や、ITを駆使した新たな農業への利用などが期待されている。また位置情報が高精度になるため、例えばナビゲーション機器にジャイロ機能がいらなくなるなど、ハードウェアが簡略化される可能性もあるという。
産官学に加え、政治とも連携して進められている『G空間社会』だが、今後は特に、民間企業等による「収益を挙げられる実用サービス」のさらなる充実と拡大が期待される。

東南アジア地域等における交通・ITS事情
~インドネシア、マレーシア、フィリピン、インド等の事例~

特定非営利活動法人ITS Japan 国際グループ長 常務理事 赤塚 英彦 氏

2.jpg

ITSの発展・普及・実用化を目指す「ITS Japan」の、アジアにおける活動実績が報告された。ITS先進国といわれる日本に比べ、アジアにおけるITSへの取り組みはまだまだ遅れている国も多い。講演ではインドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、インド、それぞれの国における交通状況と、それに付随する様々な課題や問題が整理・紹介された。一朝一夕に解決できる問題ではないものがほとんどだが、その国ならではの風土・文化の違いを理解しつつ、今も成長を続けるアジアにおけるITSの国際展開を図って行きたい、とした。

【安原武志(DAYS Inc.)】

 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 
  • mixiチェック
 
 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.motordays.com/days/adm_tools/mt/mt-tb.cgi/1634

 

現在の位置:ホーム > ITS DAYS > 愛知県ITS推進協議会・第62回セミナー開催