愛知県ITS推進協議会 第47回セミナー開催

カテゴリ:講演・セミナー / 2009年02月07日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 
  • mixiチェック
 
 
 
090207_1.jpg
総務省東海総合通信局「プローブ情報の利活用による道路交通情報の高精度化に関する調査検討会」座長/名古屋大学大学院環境学研究科 教授 森川高行氏


090207_2.jpg
総務省東海総合通信局「プローブ情報の利活用による道路交通情報の高精度化に関する調査検討会」作業部会長/株式会社デンソー ITS企画部 主幹 小野恒夫氏


090207_3.jpg
総務省東海総合通信局無線通信部陸上課 課長 若菜恒巳氏

2月6日(金)、名古屋市中区・名古屋ガーデンパレスにて、愛知県ITS推進協議会・第47回セミナーが開催された。
今回のセミナーは、総務省東海総合通信局「プローブ情報の利活用による道路交通情報の高精度化に関する調査検討会」の座長を務める名古屋大学の森川教授の開会挨拶に引き続き、プローブ情報の利活用をテーマに2名の講師による講演が行われた。

【1】プローブ情報の現状と今後の展望(株式会社デンソー 小野恒夫氏)
プローブ(プローブシステム)とは、道路を走る自動車を情報端末と捉え、様々な車載機器(ヘッドライト、ワイパー、ブレーキ操作、等々)の情報をセンターに集約し、それらを分析・加工することで渋滞予測等に役立てようとするもの。タクシー車両にプローブ情報端末を搭載した社会実験の紹介が行われた。今後の取組みとして、より高精度なプローブ情報収集の仕組みや、あるいは限られたプローブ情報から各種情報予測精度をより高めていく、といった取組みが進められている点が報告された。

【2】商用車プローブの拡大のための低コストプローブ端末等について(東海総合通信局 若菜恒巳氏)
渋滞予測などの精度を高めるには、プローブ情報端末を搭載する“プローブカー”の数を増やすことが重要である。総務省ではプローブ情報の収集にMCA無線(マルチチャンネルアクセス無線)システムを推進中だ。より安価で効率的な情報収集を行えるMCA無線の特長が紹介された。

いまのところ、社会実験レベルではタクシーにプローブ情報端末を搭載する手法が採られているが、今後はトラック等の商用車や自家用車にまで、プローブ情報端末を広めていく必要があるだろう。またホンダ・インターナビや日産カーウィングス、トヨタG-BOOK等、自動車メーカーによる独自のプローブ情報サービスを既に利用している方も少なくないはずだ。様々なフォーマットのプローブ情報をひとつにまとめるのは現時点では困難だが、しかしサービス・利便性向上の鍵はやはり、プローブ情報の集約に尽きるのではないだろうか。官民の枠を超えた大規模な連携にも、今後は期待していきたい。

【安原武志(DAYS Inc.)】

 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 
  • mixiチェック
 
 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.motordays.com/days/adm_tools/mt/mt-tb.cgi/1353

 

現在の位置:ホーム > ITS DAYS > 愛知県ITS推進協議会 第47回セミナー開催