愛知県ITS推進協議会 第58回セミナー

カテゴリ:講演・セミナー / 2012年02月22日

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2012年2月22日(水)、名古屋国際センターにて愛知県ITS推進協議会の第58回セミナーが開催された。講演内容は次のとおり。

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タウンEV株式会社 代表取締役社長 杉本 祥郎 氏

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福岡県商工部自動車産業振興室企画監 古川 弘信 氏

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特定非営利活動法人ITSプラットフォーム21専務理事 小島 文毅 氏

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国土交通省中部運輸局自動車技術安全部長 田路 龍吾 氏

【講演1】タウンユース・モビリティの事業化に向けた取り組み
タウンEV株式会社 代表取締役社長 杉本 祥郎 氏

ITSの先駆けとも言える各種先進自動車技術に関する研究活動を行なってきた杉本氏率いる「タウンEV」の事業モデル解説が行われた。EV普及のためのマーケティングが得意な同社では、EV製品ありきの販売戦略ではなく、市場ニーズありきのマーケットインでアプローチする姿勢が大きな特徴だ。一般市民の声を丁寧に拾い上げることで見えてくるリアルな市場ニーズを的確に踏まえた上で、ITSの再構築が必要、と語る杉本氏の意見に賛成したい。


【講演2】「高齢者にやさしい自動車開発プロジェクト」について
福岡県商工部自動車産業振興室企画監 古川 弘信 氏

高齢化が急速に進む日本では、高齢ドライバー特有の事故件数も増えている。高齢者にやさしいクルマはどうあるべきかの検討内容や実証実験結果が紹介された。アクセルとブレーキの踏み間違えをはじめ、知覚機能や情報処理機能の衰えた高齢者が感じる“クルマの不満点”を明らかにし、それらを改善したコンセプトモデルが披露された。今後は自動車メーカーと密に協力し合いながら、「購入可能な」高齢者にやさしいクルマをぜひ実現していただきたいところだ。


【講演3】「パーソナルモビリティ研究会」の取り組みについて
特定非営利活動法人ITSプラットフォーム21専務理事 小島 文毅 氏

中山間地域を含む広大な面積を持つ「愛知県豊田市」を題材に、そこに住む人々の移動ニーズに即したパーソナルモビリティの研究内容が紹介された。様々な問題や制度的な不備等が山積する中、パーソナルモビリティの普及における課題の整理・提案が行われた。豊田市のような地方都市でパーソナルモビリティの普及が進めば、それは日本全国への波及にもつながると思われる。今後の活動に期待したい。


【講演4】超小型モビリティの導入効果と今後の普及に向けた取り組みについて
国土交通省中部運輸局自動車技術安全部長 田路 龍吾 氏

道路運送車両法を管轄する国交省による、超小型モビリティ導入に向けた取り組みが紹介された。トヨタのウィングレットやi-Real、セグウェイなど様々な“新しいビークル”を公道走行可能にするため、現行法の改正検討が行われている最中とのこと。ちなみに、こうした超小型モビリティは今後も続々と登場が予想されるため、国交省の対応スピードはますます重要になると思われる。ぜひとも法規を通じて次世代モビリティのあるべき理想のビジョンを示していただければ、と感じた。


【安原武志(DAYS Inc.)】

 
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