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第12回 インターネット投票(iCOTY)で選ばれたカー・オブ・ザ・イヤーは、フィットと147

カテゴリ : 新車関連 / 日時: 2002年03月22日

▼本誌も参加したインターネット・カー・オブ・ザ・イヤー(iCOTY)が終了して、結果が3月16日に発表された。投票結果は国産車がホンダフィット、輸入車はアルファ147がイヤーカーという予想通りのものとなったのだが、このランキング、じっくりみるとなかなかおもしろい。まずはその結果だ。

国産車1位がホンダフィット1,573票、輸入車1位はアルファ147 796票。
以下、
2位 日産 スカイライン 1,255票
    BMW M3 606票
3位 トヨタ エスティマハイブリッド  907票
    スマートK 533票
4位 ホンダ インテグラタイプR  682票
プジョー307 499票
5位 スバル インプレッサWRX Sti typeRAspecC 633票
アウディA4セダン 465票
6位 日産 プリメーラセダン/ワゴン 496票
    プジョー206CC 343票
7位 三菱 ランサーエボリューションVII 427票
    ポルシェ 911カレラ4S 226票
8位 日産 ステージア 370票
    フォルクスワーゲン ニュービートルRSi 221票
9位 トヨタ ソアラ 273票
    フェラーリ550バルケッタ・ピニンファリーナ 191票
10位 スバル トラヴィック 256票
    BMW3シリーズti 189票

▼ フィットと147は自動車評論家らが選ぶCOTYでも勝っており、順当なところだろう。おもしろいのはそれ以下で、特に国産車ではあまり評論家ウケしていないスカイライン、プリメーラ、ステージア(ほぼスカイラインワゴン)といった日産勢が3台もトップ10入りしている。またエスティマハイブリッドを除けば走り系のモデルが多く、ミニバンで唯一ランクインしたトラヴィックも「走るミニバン」として評価されている。ネットでクルマ情報を見ている人たちは「走り系のモデルが好き」ということのようだ。

▼この投票では国産車と輸入車に対し一人一台を選ぶというもの。該当したクルマがなければ選ばなくてもいい。ということで、一人二票を持った人気投票的な側面もある。そこで、絶対得票数で国産・輸入車を合わせて数えると、フィット、スカイライン、エスティマ、147、インテグラ、インプレッサ、M3ときて、8位にはスマートKが入る。軽自動車になったスマートにはインパクトが相当あったみたいで、現実に売れているのも分かる結果となった。この人気なら国産車にもこんなタイプのクルマが登場してもいいのでは、と思わずにいられない。

▼雑誌なども行っているこうした投票では、走り系のクルマが票を集める傾向にあり、そこが現実の売れ筋とは異なっている。またカーセンサーが行っている中古車投票でもそうだが、特にスカイラインの人気が高くなるのがおもしろい。新しいスカイラインやステージアは販売的には苦戦しているようだが、評価そのものは高いということのようだ。スカイラインとステージアの投票数を合わせれば一位に躍り出る。新型スカイラインとして開発されたのではないといわれるクルマにスカイラインという名を付けたのだから、ステージアもスカイラインワゴンと名付け、カローラ同様に同じ車種として販売台数をカウントすれば、ずいぶん世間の目が変わっただろうに、と思う(もちろんいい方向にだ)。

▼しかしこうした得票の場合、投票した人は乗り比べて決めているわけではないだろう。イメージ勝負、媒体からの情報勝負となるわけで、その点では人気投票的側面が強い。したがって真のiCOTYを選ぶべく提案したいのは、COTYのようにノミネート車の試乗会をすることだ。まずインターネットの一般投票でノミネート車を決め、その後、投票者の中から何人かを抽選し、ノミネート車を一斉試乗させ、その結果を報告させるというシステムはどうだろう。実際に乗ってみると、けっこうおもしろい結果が出ると思う。毎年違う人間を抽選することで中立性も保たれ、メーカーも真剣にならざるを得ない。投票者も旨くすれば一斉試乗会に参加できるとなれば、ふるって投票するはず。来年はそんなことが実現できるよう、参加媒体であるモーターデイズも働きかけたいと思う。

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