▲先日、久々に「人が見たらクレーマー」になったので、少し書いてみよう。ことの次第は航空券のネット購入から始まった。出張で珍しく飛行機を使わなくてはならなくなり、安売りチケットショップで購入したら、ネットで直接申し込んだのと大差ないことが判明。しかも電話で申し込んで、ショップまで取りに行かなくてはならなかった。そこで別の日の出張ではJALのサイトから国内線予約をしてチケットレスで乗ることに挑戦(というほど大げさなことではないとその時は思った)。
▲様々な割引があるが、帰りの便をANAと組み合わせたりすると、なかなか選択は難しい。それでも一応選択を終えて、クレジットカードで決済。しばらくすると確認メールも来て、これで一安心。そのまま出張の前日まですっかり忘れていた。実はこの出張、私ではなく社員が一人で行くことになっており、その名前で搭乗者登録をしてある。前日になって社員がチケットの受け取り方が分からず、フリーダイアルに問い合わせしたところ、大問題が発生。
▲JALが言うには、決済は終わっていることは確認したが、クレジットカード名義人(コーポレートカードだったので、社長の私)が空港へ来て本人であることが確認できないとチケットが渡せないと言う。つまり出かける社員と一緒に空港へ来いというのだ。確かにチケットレスご利用規約の(2)に「ご利用はクレジットカードご名義人および同行される方となります。航空券をお受け取りの際はご搭乗当日空港にて必ずご利用のクレジットカードをご持参いただきお手続きください。ご搭乗者以外の方のクレジットカードをご利用になる場合も、ご名義人ご本人様がクレジットカードをご持参いただき搭乗当日空港にてお手続きください。」とある。
▲「たいへん申し訳ないですが、もうちょっと分かりやすく書いておいてください」と普通の人なら言うところだが、web ページ制作も仕事のうちである私としては、「こんなトラブルが起きないようなwebの仕組みを考えてからクレジット決済できるようにしろ」ということになる。自慢じゃないが、私のように問題を起こす人が世の中にはいるのだから、こんなトラブルが起きないための最善のガイドをwebページでは用意すべきだろう。
▲予約センターの上司という女性と小一時間やりとりしたが、なぜクレジットカード名義人本人が行かなくてはならないかに対しての明確な返答はなかった。この場合、最悪でもクレジットカードを持って行きさえすれば、搭乗する社員でもかまわないと思うのだが、社員名とクレジット名義人名が合わないのは絶対にダメだと主張する。となればクレジットカードで本人を認証するのか。であれば、なりすましてしまえば盗んだカードでもかまわないことになり、矛盾する。
▲航空会社としては支払いは終わっているのだし、なぜ発券していけないのか。カードのトラブルは一般的にカード会社が負担するはずだから、何も問題ないのではないか。どうして名義人がそこに行かなくてはならないのか。これらはまったく説明されない(おそらく担当の女性も知らないのだろう)。ということで、当日はチケットが渡せないから現金をもってこいという。それでひとまず支払い、あとでクレジットカード分は払い戻すそうだ。ちなみにその手数料420円は客であるこちら持ちである。これにはブチ切れそうになりました(まわりの人にはすでにブチ切れて見えたようだが)。
▲いずれにしてもらちが明かないので「webはもっと分かりやすくしろよな」と言い捨てて電話を切った。JALのお役所体質というか、事故体質? というのはこういうところに表れているようだ。電話切ったあと予約センターで「注意書きを良く読め、バーカ」と言っている声がオフラインで聞こえてきた(想像ですが)。クレーマーといってもこちらはクレジット番号まで向こうに明かしているわけで、匿名じゃない。れっきとした客(2回だけだけどリピーター)だ。客の声は反映させろよ。
▲後日談は笑ってしまう。これだけ大騒動したにもかかわらず、現金を握りしめて空港へ行った社員は、クレジットカードを持ってないと言ったのに、何の問題もなくチケットをうけとれたそう。現金も本人認証もいらなかったのだ。こうなるとJALは建て前と本音の世界で、JAL こそ旧ソビエトにも比類するとんでもない官僚会社と結論づけられる。そりゃ、飛行機のタイヤが外れるなんてわけの分からない事故も起きるわけだ。クルマでタイヤが外れたのは三菱のトラックだったが、JALも三菱同様か。三菱の場合は他にもたくさんクルマメーカーがあるからそれなりに危機感も噴出したが、 JALは他にANAがあるだけゆえ、たいした危機感もないのだろう。
▲できればJAL以外に乗りたいけど、飛ぶ地域によっては本数はそうないから、JALにも乗らざるを得ない。クルマは三菱以外にも選択肢はいくつもあるのに、飛行機にはないのだ。やっぱり選択肢の多い社会こそ健全だと思う。現在あちこちで進んでいる会社合併は、一つの業界がどんどん大きな会社に集約しているが、これって将来的にはけしていいことではない。政治にしたって自民と民主に集約してきたら、何かどんどん悪くなってきているように思えてならないが…。











