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第回 盗難対策を施したカギをオプションにして!

カテゴリ : その他クルマの話題 / 日時: 2002年02月06日

▼車上狙いについて、おもしろいネタが出てきたので報告したい。うちのクルマがやられたのは正月のことだが、1月26日付の中日新聞名古屋版社会面に、「はさみで2秒、ドア開ける」特定車種車上狙いを千種署(うちの管轄)が逮捕という記事が出た。31歳の溶接工の男が、鍵穴にはさみを差し込んで簡単にドアロックを開け、音楽CDだけを盗んでいたらしい。開けることができるのは同一メーカーの3車種だけで、暴走族に教わったとのこと。

▼再現させたら本当に2秒で開けたそうだ。はさみの刃を鍵穴に差し込み、上へ力を入れてロックを外す。事務用の普通のはさみでOKとか。傷がつかないので被害者は被害にあったことすら気がつかないこともあるという。気がついても盗られたのはCDだけなので、被害届はほとんど出ていないらしい。売れば1枚数100円になるCDだから、それなりに儲かったんだろう。

▼それならもしかしてうちのクルマも、と、問い合わせてみたが、どうやらヴィッツは3車種に入っていないらしい。うちがやられたのはポータブルカーナビだし、どうやらこの犯人はうちとは関係ないようだ。しかし手口としてはほとんど同じ。うちの場合は鍵穴の上にわずかに傷跡があり、鍵穴まわりが押されたためか、わずかにへこんだ感じになっていた。

▼それでいろいろ調べてみたら、どうやらこの3車種の1つはOというベストセラーミニバンらしいことがわかった。ということはメーカーはH社となる。新聞にはメーカー名を伏せてコメントがのっていた。「カギの構造も他社とそう変わりないはずだが」と。実際、うちのトヨタ車もやられているわけだし、H社やOだけの問題ではないだろう。

▼幸いうちは盗難保険も下りたため、今度はディスプレイだけが取り外せるポータブルナビにしたが(下りた保険金額ではそれしか買えなかった)、いぜんとして盗難防止装置は取り付けていない。というのも、マンションの駐車場で夜間にアラームが作動して大きな音が出ても、そこへ私が駆けつけられる可能性は低いからだ。不在だったり、寝てたりと。おそらくご近所迷惑になる可能性の方が高いので、躊躇している。ましてや誤作動だったら、顰蹙(ひんしゅく)ものだ。

▼0のメーカーもコメントしているとおり、現在のカギはおそらく防犯上はたいした意味を持たないのだろう。以前調べたことがあるが、住宅用のカギも実は大半があっけなくピッキングされてしまう。それなのになぜ今も新築物件に使われているか、というとそれはコストの問題だった。建て売りや賃貸マンションは一銭でも原価を下げて作りたいというのが売り主の意向で、そのため、ピッキングに弱いことが判明しても、今も昔からのカギが使われているようだ。

▼クルマもきっとそうなのだろう。高級車のカギに盗難対策がとられているのは衆知の事実。安いヴィッツにはそれがない。とはいえ、カギはアフターパーツでは売られていないので、ここは一つ、オプションとしてもらいたいものだ。その需要は十分あるのでは? 実損および精神的被害が出るものなのだから、数万円のアップなら買う人は少なくないだろう。衝突安全性は十分高まったのだから、今度は駐車中の安全性をメーカーには真剣に考えてもらいたい。

※注:カギ(キー)と書いているが実際には錠前(ロック)のことになる。カギの方がわかりやすいので統一した。

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