<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
   <title>編集長コラム 水野誠志朗&apos;sトーク</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/" />
   <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/atom.xml" />
<id>tag:www.motordays.com,2006:/mizunostalk//6</id>
   <updated>2010-01-30T08:51:00Z</updated>
   <subtitle>MOTOR DAYS編集長が綴る不定期コラム。クルマやIT、その他</subtitle>
   <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type 3.35</generator>

<entry>
   <title>日本社会が三権分立ではなかったことに初めて気づいた</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/post_74.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2010:/mizunostalk//6.1801</id>
   
   <published>2010-01-29T17:53:06Z</published>
   <updated>2010-01-30T08:51:00Z</updated>
   
   <summary> ▲民主党小沢幹事長をめぐる問題だが、マスメディアの一方的とも言える小沢攻撃も一段落して、最近は一部のメディアでは検察批...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000600)社会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲民主党小沢幹事長をめぐる問題だが、マスメディアの一方的とも言える小沢攻撃も一段落して、最近は一部のメディアでは検察批判も出始めている。私はこの問題を小沢民主党対検察の権力抗争劇として「楽しみ」にみているのだが、どちらが勝つかという点ではこれからの日本の行く末を左右するだけに、興味本位だけではいられない。

▲今回はっきりしてきたのは日本には検察という権力が存在していて、司法、立法、行政の三権分立ではなく、一般的に言われる第4の権力であるマスメディア、そしてさらに検察を含めた5権が分立している社会だということ。この場合、検察＝官僚（役人）ということのようだ。官僚という権力があるということは、これまであまり言われてこなかった。国民の選挙で選ばれた人にとにかく権力を与えてみるという、社会科で習った簡単な仕組みが実現できないのは、これまで日本にはこうした分かりにくい権力構造があったからだろう。

▲しかし、こういう仕組みの内側で生きてきた多くの人にとっては、それが当たり前であり、既得権も持っている。役人の生涯給与が一般的な民間人より高いというあたりがその典型だろう。それに対抗する勢力（今回でいえば、選挙で勝った民主党）に対して既得権を持つ人々が抵抗するのは当然。この戦いの象徴こそが今回の小沢VS.権察の本質だと思う。

▲官僚だけでなく、マスメディアなど既得権を多く持つ業界も、同様に民主党に対抗している。わかりやすくいえば、これまでの利益構造が崩れ始めていることに対する抵抗とも言える。特にマスメディアは反権力を錦の御旗にしつつも、社会構造的には完全に護送船団で、既得権に守られてきており、そこで働く人たちも上流階級とまで言えなくても、まあ悪くない生活が保証されている。しかしインターネット登場後の情報メディアの世界と、不況による減収によってマスメディア存亡の危機を迎えている。結束して既得権を守ろうとしていることは、資本主義的にはまあおかしい話ではない。

▲問題はそうしたスタンスゆえ、他権力批判という第4の権力にとって大事な役割、かつ飯の種が弱まっていることだろう。検察リークで記事を書いているという批判に対して、中日新聞（東京新聞）が、検察取材の現状をリポートした「問われるメディア・検察リーク考」という記事を書いているが、それを読む限り、検察取材はそうとうに難しく、なんとか他社に負けない、あるいは特ダネを取りたいという現場の記者は容易に検察リークにのるということを分からせてしまっている。さらに検察の監視をする余裕もないと吐露している。

▲ここまで書かれてしまうと、今回の一連の展開はやはり検察側の一方的なリークに乗った報道で、それによって世論操作されているという感は否定できない。幸いネット上にはとんでも陰謀説を含めた様々な意見があり、ツイッターを含めた新しいwebツールが一辺倒ではない情報を流通させるようになったおかげで、かつては一部月刊誌とか、夕刊紙といったマイナーメディアしか扱わなかった類の話が、多くの人の目にふれる機会が増えている。また個人が意見を発表するチャンスも増えているから、ネット世論のようなものも形成されつつある。

▲マスコミだけでない情報入手手段が増えていることは、20世紀との大きな違いだ。ただし、まだまだ誰でもが、デジタル機器を持ってそれを入手できるところまでには至っていない。それゆえ、iPadのような情報端末がもっと手軽に多くの人の手にわたることは喜ばしいと思っている（アップル製品は大嫌いなのだが）。それらによって新しい情報社会ができたら、民主的な第6の権力が形成できるかも、ということを21世紀前半の今は楽観的に期待していたいと思う。
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>モーターショーの消滅は日本の（産業の）消滅</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/post_73.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2009:/mizunostalk//6.1765</id>
   
   <published>2009-12-11T15:58:01Z</published>
   <updated>2009-12-11T15:59:52Z</updated>
   
   <summary> ▲東京、名古屋、大阪という3つのモーターショーを見てきたので、その感想をまとめておこうと思う。なにせこのクルマ不況ゆえ...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000199)その他クルマの話題" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲東京、名古屋、大阪という3つのモーターショーを見てきたので、その感想をまとめておこうと思う。なにせこのクルマ不況ゆえ、どこも結果としては前回比でメロメロ状態。その中で、何か救いはないのかを考えるきっかけにしたい。とにかく最大の危機は、二年後はホントにモーターショーが消えてしまうかも、ということだ。

▲まず東京ショーだが、世界に冠たるモーターショーという例年の展開からはあまりに見る影がなかった。例年がとにかく大きく立派なだけに、海外メーカーの撤退による巨大な穴をフォローするのは限りなく不可能に近かったようだ。メーカー出展の国際ショーである以上、インポーターから車両を集めるなどという軽挙には出られないし、といっておかしな企画展もやれない。むろん最後までメーカー出展に備えていたはずで、ドタキャンをしたヒュンダイあたりには損害賠償したいくらいだろう。その穴を埋める企画展示車両が哀れすら誘っていた。

▲そんな事情から、権威がありそうな日本カーオブザイヤーを引っ張ってきたものの、面白みのある展示とはいえなかった。来場者の感想もこんなクルマがあったっけ、という程度。これを見ても歴代イヤーカーというのが、大衆的な人気を獲得したモデルでないことがよくわかる。となればイヤーカーだけではなく、毎年の販売ベストテンといったヒット車両を大量に集めた方が面白かったのではないか。20年くらい前のクルマは、記憶に新しくても実車を見ることなど今ではほとんどないのだから。

▲次に開かれた名古屋のショー。これは我々も関わっているからあまり客観視できないが、見る分には相当面白かったと思う。国産はマツダ、三菱、スバルが出展せず、ダイハツなどもコンセプトカーを間引きして展示していたが、まあ一通りはそろっていたから、例年見に来る客もそう不満はなかっただろう。というのも、名古屋のショーの場合、例年基本的に輸入車は数ブランドしかなかったので、国産ショーという認識が観客側にもあったはず。しかし今年はそれを覆す大半の輸入車ブランドの出展があり、結果として例年より見応えがあったのではないか。

▲輸入車は大半が地元ディーラー中心の出展となった。主催者が地元の輸入車ディーラー組合を巻き込んだわけだが、インポーターも東京で何もやれなかった分、かなり援助をしたようだ。販売が落ち込む中、地元ディーラーとしては起死回生の勝負という側面もあったのだが、それなりの集客には満足できたよう。観客側もふだん垣根の高い輸入車を間近で見られたことには満足度が高かったようだ。新車モーターショーという点では入場料分だけの見ものはあったと思うし、何より様々な「高級車」にクルマ本来の夢が感じられたのがよかった。

▲加えて名古屋のショーは企画展として愛知県が「ＩＴＳワールド」を行ったほか、販売店ベースだが旧車からカスタムカー、果ては電動バイクに自転車試乗まで、バラエティーに富んだ展示があり、来客を飽きさせることがなかった。新車以外にタイヤのついているものは何でも来いという展開は、ショーとしての洗練にはほど遠いものの、面白さとしては十分。こうなるとメーカーを含めオートバイの出展が少なかったことが悔やまれる。バイク好きはたぶんあまり満足できなかっただろう。

▲大阪のショーもまた、ちょっと寂しさを感じさせるものだった。国産メーカーは名古屋と同じだが、地元ダイハツはちゃんと間引きせずにコンセプトカーを出展。トヨタもFT-86の横にAE86を展示しており、これは新趣向。トヨタが旧車を自社ブースに展示したのはおそらく始めてのことではないか。とはいえ、そのトヨタのブースのある展示館の半分くらいの面積で観光大物産展が展開していたのはなんだかなあ、という印象。

▲輸入車も７ブランドしか出ておらずちょっと寂しい。ちなみにマツダ、三菱、スバルはエコカーコーナーにディーラーが一台ずつ展示していた。大阪といえば大手カスタムビルダーの本拠地であり、元気なヤンキー車の展示も期待されたが、カスタマイズワールドという展示にもハイエースなどのワンボックス系の方が目につき、今ひとつ迫力に欠けていた。年明けすぐにオートサロンが開催されるだけに、一ヶ月前のこの時期の出展はさすがに厳しかったのだろう。

▲以上が3会場の印象だが、3大都市圏のこれらの場合はいずれも大幅に入場者数を減らしてしまった。しかしそれでも自動車ショーとしてはカスタムカーや輸入車単体のショーより圧倒的に多い集客があり、またイベントとして見ても、これだけの人数を集めるものは、東京はいざ知らず名古屋・大阪ではそうはないと思う。自動車が持つ力はまだまだ残っている。その意味で二年後は新型自動車の集客力だけに頼らず、もっと企画を強化して今年を上回りたいもの。国際ショーである東京はかなり難しいことが多いが、クルマがライフツールである地方のショーの場合は、まだまだやれると思う。モーターショーの消滅は日本の（産業の）消滅なのだから、がんばらないと。
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>高速道路無料化への名案は、ETC端末の載せ替え自由化</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/etc_1.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2009:/mizunostalk//6.1732</id>
   
   <published>2009-09-07T12:27:39Z</published>
   <updated>2009-09-08T01:01:30Z</updated>
   
   <summary> ▲民主党が選挙に勝って、いよいよ高速道路無料化が現実味を帯びてきた。それに先駆けてほぼ無料に近い走行をしてみたので、そ...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000600)社会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲民主党が選挙に勝って、いよいよ高速道路無料化が現実味を帯びてきた。それに先駆けてほぼ無料に近い走行をしてみたので、そこからこの問題を考えてみたい。ほぼ無料に近いというのは2万円ほどの高速料金が休日割引1000円で済んだから。秋田中央インターから名古屋インターまで、その距離950kmほどを10時間ほどで駆け抜けた。

▲1000円では走れない首都圏を通らずに秋田から名古屋までを走るには、秋田道から東北道へ入り南下、郡山ジャンクションで西に向かって磐越道を走り、新潟中央ジャンクションへ。ここまでで約500km、ちょうど半分の行程となる。ここから北陸道、上信越道、長野道、中央道と南下して名古屋に至るわけだ。途中トイレ休憩のみで一気に走ったが、特に混雑することもなく、たいした疲労もせず快適に走り抜けることができた。ふだんよく走る混雑した首都高や東名を通ったらこうはいかないだろう。高速道路の混み具合は道路によってまったく異なっている。

▲地方の高速道路は本当に空いている。1000円の土日でもこの空き具合なのだから、少なくとも今回走った950kmの路線に関しては、無料になってもたぶんそう大きな問題はないと思われる。秋田から新潟までは日本海側を走ると250kmほどなのだが、高速道路がブツ切れなので、乗り継ぐと損。それゆえ太平洋側の東北道を走り、また日本海側へ戻るために磐越道を使って延べ500kmも走ってしまったのだが、これも無料になれば、距離優先で走ることになるはず。高速道路と一般道をうまくミックスして走れるわけだ。また途切れているがゆえほとんど使われていないであろう高速道路も、地元でもっと活用されるはず。

▲つまり、よくいわれる無料化によって渋滞が増えるというのは一部の道路、一部の場所に限った話で、ほとんどの高速道路は問題ないはずだ。もっといえば、必ず渋滞するその場所を緩和する方法を考えればいい。それはそこを課金することだろう。基本無料なのに有料になればそこを避けようとするのは人の常。渋滞は緩和されるはずだ。そのためにはETCを撤廃せずにうまく利用することだろう。

▲例えば名古屋・東京間は東名がひどく混むが中央道はかなり空いている。このわけは中央道の方がやや距離があって割高だからだ（他にも制限速度が80km/hであったり、アップダウンがきついため燃費が悪くなることもあるが）。であれば中央道を無料にして東名を1000円ほど課金することにすればいい。これだけで相当流れは変わるだろう。もちろん東名は中央道に比べ、途中に様々な商工業拠点があって絶対量の差はいかんともしがたい。そのためには建設中の第2東名を早く完成させる必要があるのはいうまでもないが、とにかく流れが変わることで、渋滞の解消はかなりのところまで可能だと思われる。

▲ETC端末はすでにかなりの数が出回った。また一つ1億円ともいわれるETCゲートを撤廃するのも大いなる無駄となる。ETCは無くさないで利用する方がいい。それにはまずETC端末の取付方を改善すべきだろう。現在は車両に対して一台のETC端末を登録してから取り付けている。これは車両のサイズによって高速料金が異なるための措置といっていい。まずこのサイズによる高速料金設定をやめ、ETC端末も載せ替え自由とすればいい。シガーライターソケットから電源を取れる簡易型のETCを用意すればいいのだ。こうすればクルマを買い替えたときなどにも載せ替えて使える。

▲実は現在の製品でもシガーライターから電源を取れるように改良するのはすごく簡単だから、制度を変更するだけのこと。昨今はセットアップの手間暇がかかるのと、しっかり取り付けられているために、多くのETC端末が廃車と共に廃棄されているのが実態だ。まあしかし、取り外して勝手に使われているETC端末もかなりあるようだ。利用のための登録はしなくてはならないが、廃車登録のような廃棄登録をする必要はないというずさんな制度だから致し方ない。今のETC端末は登録したクルマと違っても使えてしまうのだから、すでに制度としては崩壊しているのでは。

▲ETC端末を載せ替え自由にすれば、必要なときだけ貸し出すこともできるし、家族知人で貸し借りも可能だ。またインターチェンジ入り口手前などに貸し出し場所を作ることもいいだろう。ETC端末を社会インフラとして必要な人に、必要な時だけ貸し出せばいいのだ。借りるのが面倒な人は自分で買うはずだし、すでにつけている人にとっては無駄にならない。ただし料金決済のできるETCカードだけは必要となるから、無料とはいえそれなりに高速道路を走るハードルは高いままだろう。しかし、それはそれでいいのでは。

▲高速道路が無料だからといって誰でもが自由に走るのには疑問を感じてしまうからだ。ETC端末をつけるというちょっとだけ意識的な作業をクリアしたクルマ（ドライバー）だけに無料で高速道路を走ってもらいたいと思うのだ。整備不良のクルマ、高速運転に無自覚なドライバー、シートベルトもしないようなドライバーなどに高速道路を走ってもらいたくないと思うのは、私だけでなく、プロドライバーの多くがそう思っているはず。高速道路は一般道とは違うということをドライバーに自覚させるためにもETCは残しておくべきだと思うのだ。

▲最後に、行楽シーズンなどの渋滞増加に関して。こればかりは致し方ないとあきらめるしかないだろう。それによってCO2が増えるのか、それとも毎日の交通の流れが変わってCO2が減るのかは、様々な試算があると思う。まずはやってみるしかないとしか言えない。また渋滞緩和のために道路を造ることは進めていくべきだ（特に慢性的渋滞解消のための第2東名・名神）。地方の高速道路も無料になることでより利用されるはずだから、さらなる建設を進めていくべき。社会インフラとしての高速道路網の整備は、無料だからこそ価値があるはずだ。
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>選挙で反対票が投じられたらいいのに</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/post_72.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2009:/mizunostalk//6.1730</id>
   
   <published>2009-08-29T01:56:32Z</published>
   <updated>2009-08-29T01:58:24Z</updated>
   
   <summary> ▲いよいよ衆議院の選挙が迫っている。今回は民主主義国家にあらざる事実上の一党独裁がついに倒れる、歴史的な選挙となりそう...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000600)社会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲いよいよ衆議院の選挙が迫っている。今回は民主主義国家にあらざる事実上の一党独裁がついに倒れる、歴史的な選挙となりそうだ。２つの大勢力にはかつての独裁政党の派閥争いという側面もあって、根本的な大変革にはなりそうもないが、それでも何かが変わってくれないと閉塞感は打破できないという国民の思いは、多分結果に出るはず。それにしても今回、一方があまりにも大勝することになると、前回の郵政選挙同様、結局日本国民は右へも左へもひとつの方向へ流されやすい、という昔からの体質が変わっていないことの証明にもなるのでは。

▲そして今回は出馬している２つの宗教勢力が選挙後にどうなるか、にも興味が持たれるところ。政教分離の原則にもかかわらず、ある程度大きくなった宗教団体が政治に出てくるのは、古今東西の常識とはいえ、例えばかつてのオウム真理教のように、選挙敗北後の動きがやはり気になるところ。非合法活動は論外だが、いろいろな意味で様々な宗教勢力が過激さを増すのは勘弁してもらいたい。

▲そんな選挙も私は仕事の関係上、投票日には投票所へ行けないので、期日前投票というのを生まれて初めてやってみた。会場の区役所で用意されていたのは、通常の投票所とほぼ同じセットだが、投票箱はひとつ。人員も同様に居るのだが人数は少ない。それでも私が住んでいる名古屋市のある区の場合、ざっと10人ほど。朝早くから夜は20時までなので、たぶんこの人達も二交代はするはず。すると人件費だけでも一日20～30万円はかかるだろう。全国で毎日やっているわけで、これは相当な金額だ。ネット投票とかできるようになればこの経費は省けると思う。民主党は手をつけるだろうか。

▲会場に行くと期日前投票の理由をまず住所氏名とともに記入しないと行けないのだが、いくつか理由が書いてあってそれに適当に丸をつければいい。自己申告だから証明は要らない。こうなると何も投票日当日に選挙へ行く必要はなくなってしまう。実は選挙なんて、適当な日に適当に行けばいいのだ、と気づいた。ということは期日前投票がもっと活用されると、投票率って大きく変わるのでは。ネット投票にしろ、期日前投票にしろ、大事な選挙権を行使できる選挙制度は体制に大きな影響を与えるわけだから、各党慎重にならざるをえないと思うが、民意を反映するにはそろそろ手を加える必要があると思う。

▲期日前投票なのですっかり忘れていたが、裁判官の国民審査というのもあった。まったく予備知識無しに信任投票をせよ、というのもあまりに強引だが、×をうたない限り信任になってしまう。といって×を打つ知識もない。これも形骸化した困った制度のひとつだと再認識。裁判でいえば審判員制度が始まっており、これの賛否は問われたことがないので、せっかくならこの制度の国民投票でもすればいいのに、と思いつつ、しかたないので投票はした。投票拒否とか、白票を投じる自由を用意しないのはますます制度の不備なのでは。

▲この国民審査のように、普通の選挙でも反対票を投じることができるといいのに、といつも思っている。こいつだけは絶対に議員にしたくない、この党だけは絶対反対という投票ができたら選挙に行くのに、という人は少なくない。そのネガ票をポジ票と相殺して結果を出すと面白いことになるだろう。それだって国民の意見というもの。少なくとも選挙、政治に関する意識は高まるし、自分が投票してもしなくてもどうせ結果は変わりない、という無力感を持つ人を少しは動かせるのでは、と思う。

▲マニュフェストを元に、誰がいい、どの党を指示するという積極性で政治を動かすには、人々のはっきりした意志が必要だが、そんなに政治に対して意識的な人は多くない。それでも不満は皆持っているのだから、その気持ちをくみ上げる仕組みは是非欲しいと思う。ただそういう仕組みを作ると、日本人の場合はますますダーッと一気にひとつの方向へ流れてしまうかも。期日前投票にしても、ネット投票にしても、投票を簡単にした途端、変な方向へ行ってしまっては元も子もないと思うが、まあそれも日本の、というか人類の運命ということなのかもしれない…。
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>電気自動車は管理社会の乗り物!?</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/post_71.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2009:/mizunostalk//6.1723</id>
   
   <published>2009-08-03T11:13:36Z</published>
   <updated>2009-08-03T11:15:45Z</updated>
   
   <summary> ▲今や世の中、ハイブリッドでなければクルマにあらずというくらいの勢いだが、ハイブリッドのないメーカーの巻き返し策として...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000100)クルマ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲今や世の中、ハイブリッドでなければクルマにあらずというくらいの勢いだが、ハイブリッドのないメーカーの巻き返し策としては電気自動車がまたまた賑やかになってきた。とても安いとはいえない三菱の軽サイズ電気自動車ｉミーヴを企業が大量購入し、これ見よがしな導入式を行ったりして話題となっている。そんな中、日産が来年発売する予定として登場させたリーフは、ついにＶＷゴルフと同様のＣセグメントで登場し、確かに電気自動車の本命といえそうだ。このサイズならファミリーカーとして、また商用車として実用になる。価格はやや高くなるが燃料代が安くなるのでガソリン車と同等の価格に等しい、という展開のようだが、はたして今後、電気自動車は一大ムーブメントになるだろうか。

▲電気自動車普及のためにはなんといっても電池が課題だ。電池の素晴らしいヤツが新開発されれば話は別だが、残念ながら今のところは電気自動車のほとんどが航続距離にして100km程度しか走れない。日産リーフも160kmとしているが、実際にはもう少し短くなるだろう。100km程度の距離は、連続走行すればわずか１時間にすぎない。多くのクルマが年間１万km未満（一日30km未満）しか走っていないのは事実だが、それは毎日短距離のみを走っているわけではない。時にロングドライブに出ることもあってのトータル数字だろう。長距離を走れないという意味で、まさにチョイノリとしてしか利用できないのが電気自動車の現状だ。

▲チョイノリコミューターとして使うにしても、ちょくちょく充電しなくてはならないのは荷が重い。ガソリン車は400km程度は無給油で走れるから、一日30km程度の走行なら二週間に一度ほど給油すればいい。電気自動車は理論的には４日に一度程度でいいことになるが、４日目など充電量は相当心細いだろうから、結局ほぼ毎日充電することになるだろう。携帯電話の普及し始めた頃、電池の性能が低くて毎晩充電したものだが、それはそれは面倒だった記憶がある。小さな電話端末でもそうだったのだから、クルマとなればきちんとした一戸建てに住み、電気設備のあるガレージを用意し、毎日規則正しい生活をしている人でもない限り、なかなか毎日の充電は難しいのでは。私はたぶん無理。

▲このため、急速充電インフラの充実が望まれるが、これも相当な労力と資金が必要だ。どこに作るか、誰が建設代金を負担するか、経営的に成り立つかなど課題山積み。さらに充電はガソリンを入れるより時間がかかるから、施設の利用待ち渋滞も生まれそうだ。また、例えば30分で急速充電できるとして、その30分をどこでどう待つか。どう使うか。給油はごく短時間でできるからいいが、充電は気の短い人、忙しい人には無理だと思う。

▲ここに来てまたまた取りざたされている電気自動車も、15年ほど前に性能的にはもう十分完成している。当時あったトヨタのＲＡＶ４ ＥＶはとてもいいクルマだった。今ほど世論が盛り上がらず、インフラもまったく普及しなかったため、すぐたち消えてしまったが、今回は果たしてどうだろう。ハイブリッド車と異なって電気自動車は日々の走行（電池状態）を管理することが求められる。クルマを管理することは実はとても面倒なこと。乗りっぱなしの私にはやっぱり無理だと思う。

▲となればやはりレンタカーあるいはカーシェアリングといった管理された環境下でこそ、電気自動車は意味を持つ。日産のリーフではデータセンターと通信してバッテリーや走行の管理をするようで、これは10年前には考えられなかったことであり、たいへん素晴らしい仕組みだ。となればこれをもう一歩進めて、カーシェアリングまでをビジネス化した上で売れないものだろうか。そこまでパッケージ化した商品なら電気自動車は普及させられると思うが、個人に管理させるのでは10年前のようなことになりそうな気がしてならない。

▲個人がクルマを持つのは移動の自由を得るためだと思う。しかし、システムによるコントロールを必要とする電気自動車は、当面、自由のための道具にはなり得ない。モーターで走る乗り物は大好きなのだが、自由のための乗り物でないなら魅力は半減だ。リーフはデータセンターとの通信というモビリティの新しいスタイルを提示しているが、自由とのトレードオフにならないようにするためには、もう一歩の進化が必要だろう。そしてそのもう一歩の進化はこの10年、あまり進んでいないように見えるのが残念なところだ。

      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>ミサイル発射を間違えた国防力って…</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/post_70.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2009:/mizunostalk//6.1680</id>
   
   <published>2009-04-09T00:11:40Z</published>
   <updated>2009-04-09T11:04:46Z</updated>
   
   <summary> ▲北朝鮮のミサイルが降ってきたらしい。オウム真理教がまだあったら「恐怖の大魔王」がいよいよ来たと騒ぎそうだが、オウム並...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000600)社会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲北朝鮮のミサイルが降ってきたらしい。オウム真理教がまだあったら「恐怖の大魔王」がいよいよ来たと騒ぎそうだが、オウム並みに騒いでいたのがマスコミだ。いや騒ぐというより、はしゃいでいたようにすら感じられる。自衛隊の出動を嬉々として報じ、配備をイラストで説明し、作戦を解説するのはもう、Ｂ級怪獣映画を見ているよう。まさに怪獣出現に出動する勇ましい自衛隊という図式で、自衛隊にとっては相当な宣伝効果があったのではないか。

▲宣伝効果という点では、政府は今回、当初から「危機演出」をすごく計画したと思われる。実際にはほとんど危険はなかったはずだが、危なくないと言いつつ万が一と煽り、自衛隊に迎撃命令を出し、実戦配備。危機に対応する安心の政府という図式を作ろうとしたわけだ。まあ、おかげで国民にも自衛隊出動への手順がはっきりわかったと思う。そしてNHKは大本営発表を繰り返すことがはっきりしたし、自治体へも有事体制を徹底できた。

▲これで何事もなければ万々歳のはずだったのではないか。しかし、誤報やら、その後処理やらの情けないこと。逆に本当の有事に大丈夫なのか、と国民に思わせてしまったことは大失態だろう。いや、今回はまちがいなく有事ではあったはずで、大丈夫なのか、日本政府。今回もミスが勝手に伝わって情報が一人歩きしたのだから、こうなると間違えて迎撃ミサイルのスイッチを押すことだってあるんじゃないか。そうすると北朝鮮は報復すると言っていたわけで、間違えて北との戦争が起きかねない。今回、日本の防衛力にそんな情けなさを感じた人も多いのでは。

▲北米をねらうテポドン2号より、実戦配備されているノドン（日本が射程範囲）の方が実際にはすでに大きな脅威らしいが、そういう話はあまり出てこない。すでに北はこのノドンに核を搭載したという話もあるくらいで、北の攻撃があるとすればたぶんこれだろう。自衛隊はテポドンはとにかく、ノドンの方を打ち落とせるのだろうか。政府高官の話によれば無理みたいだし、メディアもそのあたりの情報をもっと取材して明かしてもらいたいものだが、今のメディアの大本営発表体質では無理かな。

▲自衛隊は実戦をやったことがないので、いくら装備がよくても弱いのではないか、という論議は昔からある。今回、実戦体制をとってこの体たらくだから、本当に弱いという方に座布団一枚という感じだ。しかし憲法を変えて、ちゃんと軍備と認めて、紛争地帯で実戦を積んで、立派な国防力を確保したいと思っている人たちには、この情けない対応はかえって幸いしたのでは。この失態ゆえ、もっと実戦経験を積まないと、というふうにもっていくためにはいい材料だ。国民もたぶん納得すると思う。一発のミサイル打ち上げを間違うような軍隊より、もっと強い、ちゃんと守ってくれる軍隊が欲しいと思うのが普通の感情だろうから。そういう方向へ向かっていることだけは確かだな、と今回思った。
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>サラリーマンの領域をファミリーが侵す。店の作りを考えて欲しいもの</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/post_69.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2009:/mizunostalk//6.1675</id>
   
   <published>2009-03-17T04:35:32Z</published>
   <updated>2009-03-17T07:07:05Z</updated>
   
   <summary> ▲私は基本的に外食である。自宅で食べることが健康のためによいといわれたりするのだが、気を使っていれば外食もそう不健康と...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000600)社会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲私は基本的に外食である。自宅で食べることが健康のためによいといわれたりするのだが、気を使っていれば外食もそう不健康とはいえないと思う。最近はメニューにカロリー表示なんかもあるので、自宅で好きなものを食べすぎるより、ましなようにも思うのだ。ただ、不足気味なのは野菜である。こればかりはサラダの充実した店を探すしかない。しかしまだ多くはないのが残念なところだ。サラダがメインの外食店があってもいいと思う。

▲外食といっても一食1000円を超えるような食事は経済的にも厳しいので、ファーストフードに分類されている吉野家、松屋、すき家といった牛丼チェーンや、いわゆる定食屋（うちの界隈では、街かど屋とか○○(地域名)食堂、ザ・メシヤといったチェーン店）などを時間的にもよく使うことになる（夜遅く食べることも多いので）。定食は各店ともそれなりに充実しているから、だいたい500円～800円くらいで食べられるのがありがたいところ。牛丼チェーンでは松屋がサラダの面でポイントが高い。100円のサラダだが、充実度は三店中一番。このサラダのために行くことがあるほどだ。

▲そういえば近所の吉野家が改装してオシャレになったのはここ１年ほどのこと。そして最近、別の吉野家はなんと十割蕎麦と天丼・鰻丼（もちろん牛丼も）というメニューに変身した。どうやら実験店のようで、ほかでは見かけたことがないのだが、630円で蕎麦と小牛丼のセットがあってこれが大変素晴らしく、牛丼だけでは飽きてしまうが、これなら十分満足。いちおう蕎麦湯がポットに入れてあるのも、なんだかうれしい。小さな、小さな幸せである（苦笑）。

▲そんなサラリーマン＆肉体労働者（私はサラリーマンとは違うが、たぶん食事はサラリーマン同様）の小さな幸せをぶち壊してくれるのが、この手の低価格めし屋へ進出してきた家族連れだ。最近は本当に増えてきて、ふだん、静かに黙々と、礼儀正しく食べていられたこれらの店が、ガチャガチャうるさく、しかも妙に混むようになった。一度など、人が並んでいることが理解できず（持帰り待ちの列だと思った）さっさと席についたら、怒られた。この手の店はさっさと食べられるのがメリットなのだが、なんなんだ、これは！（怒）

▲吉野家など09年はさらに出店が拡大されるという。新聞によると「吉野家は過去最高の100店強を出し、松屋フーズも最大で08年度より約7割増やす」そうだ。ファミレスの集客が厳しくなるのに反比例してこれらの店が増えるのは、安いから、につきる。特に子供はファミレスが1000円近くかかるのに比べ、牛丼一杯で済んでしまうから、それは大助かりだろう。この未曾有の不況ゆえ、理解はできる。理解はできるが、頼むからもうちょっと静かにメシを食ってくれ、てきぱきと注文してくれ。

▲その意味では、今後はもうちょっと店側にも配慮が必要になるだろう。ファミリーにも対応できる体制をとると同時に、絶対多数をこれまで占めてきたサラリーマンにも配慮した店舗レイアウトが求められるのだ。これは最近、郊外型居酒屋が対応を進めているよう。ファミリー客を受け入れる居酒屋が増え、キッズルームを増設する店も出てきている。酒の場に子供を入れるのはどうかと思うが、せめて分煙ならぬ分ガキはしようという店は評価したい。

▲昔、牛丼屋には女性客はいなかったもの。それが最近は子供までがあふれている。このところ、できるだけガキのいない時間をねらっていくのだが、最近は春休みのせいか、かなり遅い時間までファミリーがいる。それに応えて出店を加速すること自体はまあ喜ばしいことだが、なんとかうまい店作りを考えていかないと、旧来からの客を逃がすと思う。これ以上ファミリー客が増えるのなら、私ももう行きたくない。でもサラダが充実した店の場合はそれでも行くかもしれないが…。
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>デジタルクルマメディアの閉鎖が続く。うちはどうしようかな（苦笑）</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/post_68.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2009:/mizunostalk//6.1661</id>
   
   <published>2009-01-29T14:56:32Z</published>
   <updated>2009-01-30T05:39:49Z</updated>
   
   <summary> ▲クルマ不況をうけてか、クルマのwebが売られたり、閉鎖したりとなかなか厳しい状況にある。昨年はオートギャラリーが閉鎖...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000400)コンピュータ・ネット" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲クルマ不況をうけてか、クルマのwebが売られたり、閉鎖したりとなかなか厳しい状況にある。昨年はオートギャラリーが閉鎖したが、年末にはwebCGが日経へ売られていったし、ドライビング・フューチャーも1月末で閉鎖ということだ。以下引用してみる。

－－－【以下引用】－－－

▲「Driving Future」 サービス終了のお知らせ

平素より「Driving Future」をご利用いただき誠にありがとうございます。
長らくご愛顧いただいておりました「Driving Future」のサービス終了についてお知らせいたします。
当サイトは、弊社モーター誌と共に国内外の自動車に関する様々な情報をお届けするポータルサイトとして努めてまいりました。
ユーザの皆さまへのサービス提供に向けてさまざまな検討を重ねてまいりましたが、この度、誠に勝手ながら下記の日付をもちまして、「Driving Future」のすべてのサービスを終了させていただきます。
これまで多くの方々にご利用いただき、編集部一同、心から感謝しております。サイト終了により、ユーザの皆さまにはご迷惑をお掛けしますことをお詫び申し上げます。
なお、サイト終了後は、弊社出版物を紹介するサイトにて自動車＆オートバイ専門誌などの情報を掲載していく予定です。
これまで「Driving Future」をご愛用いただき、誠にありがとうございました。 
　サービス終了までのスケジュール
2009年1月20日 10時：コンテンツ更新作業の終了
2009年2月2日 13時（予定）：「Driving Future」のすべてのサービスを終了
以降は、弊社出版物紹介サイトにて雑誌情報のみを紹介させていただきます。

－－－－－－－－－－－

▲上で挙げたいくつかのサイトは親会社が雑誌の出版社であるという点で共通性がある。親会社の雑誌事業が苦しくなっていてwebどころではない、あるいはwebで少しでも利益を出したかったが、雑誌を作っていた方がまだマシだ、というところなのだろう。うちも同じような会社だからその気持ちはよくわかる（苦笑）。これに対してレスポンスやカービューといったweb専業サイトは、がんばっている。もちろんそれらも親会社があり（レスポンスはオリックス系、カービューはソフトバンク系）、インディペンデントな会社ではないのだが、この現状を見る限り、やはりwebビジネスは中小出版社には荷が重いということのようだ。

▲何より残念なのは、サイト閉鎖によって、多くの有意義なコンテンツがこの世から消え去ってしまうことだ。オートギャラリーもクルマ好きにはとてもいいサイトだったのだが、すでに跡形もない。雑誌は休刊しても古本屋などでみつけられることがあるし、連載記事は単行本になっていたりする。新聞だって縮刷版が長く保存されているし、最近はデジタルデータ化もされている。しかしサイトは、まさに見事に何もなくなってしまう。

▲これは人類にとって、とても悲しいことなのではないか。webコンテンツという文化遺産が消え去ってしまうのだ。まだ15年ほどの歴史しかないwebだが、以前もどこかで書いたとおり、無くなったサイトは本当に何も残らない。デジタルデータなのだから残す気になればそう難しいことではないはずなのだが、誰も残そうとしないのだ。これは維持のための（サーバなどの）ランニング費用を誰が出すかという問題だとは思うが、知的コンテンツが消え去ることを許しておくのは、コンテンツに長年携わってきた私としては、とてもできないことだ。と言ってみても、実はどうしようもないのだが。

▲グーグルは世界中の書籍や雑誌をスキャニングしてデータとして残そうとしているが、そんなことより今必要なのは、webのキャッシュを永続的に見られるようにきちんと保存しておくことなのではないか。消えたサイトは今でもしばらくはグーグルのキャッシュで見られるのだが、これをグーグルが永久保存していくことは、しばらくは（物理的に）無くならない書籍というものをスキャンしてデータとして保存することより重要なことのように思える。もちろん様々なwebの作り込みまでは残せないが、それでもテキストだけでも残っていれば、と思う。うちにしてももう10年以上、542台もの試乗記を残しているのだが、もしうちの会社が潰れてしまった暁には、すっかり何も残らないのだ。自分でいうのも何だがちょっと惜しい。

▲最近始めた個人アーカイブ制作サービス「生き様工房」という事業は、人の生きてきた証しをアナログな本にしようという企画なのだが、デジタルで残すこともできる時代になぜアナログ本かというと、「デジタルにしたら長くは残らない」というまさにこの一点につきる。見えないデータというものの管理を個人や企業レベルで対応していくことは、本当に大きな負担だ。グーグルの書籍スキャンも、「じゃあグーグルが潰れたらどうする」という大きな課題があって、なかなか賛同者が増えないようだし。日本の場合、国会図書館というものがあるから、そこがやるのがベストにも思えるが、こうしたことにまた「官」の力を借りざるを得ないというのもちょっと……。

▲何はともあれ、web上から消えゆくクルマコンテンツをながめながら、無力感にとらわれている。かつて見た面白かったコンテンツはもう見られない。検索しても有意義なデータが出てこない。YouTubeで一生見られないと思っていた昔のテレビ番組が見られたりするのは素晴らしいことだが、肝心のwebコンテンツが見られないというネットの現実に、私がインターネットに見たバラ色の可能性が、少し色あせて行きつつある昨今だ。
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>市長選は「名古屋はええよ！やっとかめ」で勝利間違いなし</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/post_67.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2009:/mizunostalk//6.1655</id>
   
   <published>2009-01-04T14:28:23Z</published>
   <updated>2009-01-04T14:38:54Z</updated>
   
   <summary> ▲もう４ヶ月ほどで名古屋市長選だというのに、どうやら候補者が決まっていないらしい。現在の松原市長という人は我々世代が中...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000600)社会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲もう４ヶ月ほどで名古屋市長選だというのに、どうやら候補者が決まっていないらしい。現在の松原市長という人は我々世代が中学生の頃の現役先生で、この人に体罰を受けたという不良の知人は多い（笑）。12年の任期中は可もなく不可もなくという感じに思えるのだが、それは景気がよかったこともあるのだろう。新しい市長になる人は、財政難の中での船出になる。それもあるからやりたい人がいないのだろうか。

▲中央政界の政変が予測されることも名古屋市長選に影響しているようだ。自民民主相乗り候補は出せないと、特に民主党が主張しているので人選ができないよう。先回の市長選では民主党の異端児「河村たかし」議員が出馬寸前で取りやめているが、今回はどうして出てこないのだろう。自民に配慮する必要もなくなったと思うのだが。やはり国政で与党になれる可能性があるだけに「総理をねらう男」としては国政にとどまりたいということか。

▲しかしこうなると現在は共産党系の候補しかいないわけで、これは困ったことだ。大名古屋の首長に名乗りを上げる人がいないというのは、なぜだろう。いつぞやの選挙ではリヤカーを引いた「市民派」の人々が登場したこともあったが、今回はそんな話もない。こうなると何か松原市政で残された「爆弾」でも存在しているのかとも思う。

▲となれば今こそ市民（リベラルな意味の市民ではなく本当の名古屋市民）が市長に立つべき時かも知れない。もし私が立つなら観光・ITS・生活を政策の柱にしたい。名古屋は実は多くの観光資源・歴史的資源を持っているのだが、それをアピールすることがヘタだ。県内の市町村と手を取り合って、観光で街を活性化させたいと思う。ついでに芸能も栄えさせたいところ。徳川宗春みたいにね。また名古屋はモータウンでもあるゆえ、公共交通機関を見直してより便利にし、これに自家用車を組み合わせた都市交通の理想的な姿をITSで実現させたいと思う。当然これは環境対策になるのだし。さらには不況を背景とした市民生活に対する対策を打ちたい。

▲選挙戦はテーマソングを掲げて戦おう。もちろん「名古屋はええよ！やっとかめ」（http://jp.youtube.com/watch?v=nwxxtYCVOR4）だ。これをプリウスの街宣車の拡声器で流しながら、名古屋の街角で「GO！　GO!　名古屋、未来の首都ナゴヤ」と皆で大合唱するだけで多分勝てる。市議会の民主も自民もさらには共産も、こうして誕生した名古屋市民派の市長には逆らえまい。しかしここで肝心なことが。実際、誰が立候補するのだ？　つボイノリオまたは宮地佑紀生という名古屋の二大タレントが立てば、宮崎や大阪の知事なんかより全国区じゃない分、いかにもナゴヤらしくていいのだが（笑）　結局中央官庁の役人がやってくる、という構図だけは嫌だな、と思う。
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>クルマ不況のあとでやってくる世界は誰のもの?</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/post_66.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2008:/mizunostalk//6.1653</id>
   
   <published>2008-12-20T08:15:56Z</published>
   <updated>2008-12-20T13:26:45Z</updated>
   
   <summary> ▲わずか半年足らずで、いきなりとんでもない不況である。その最大の問題はクルマが売れないということだろう。いかに日本の経...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000199)その他クルマの話題" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲わずか半年足らずで、いきなりとんでもない不況である。その最大の問題はクルマが売れないということだろう。いかに日本の経済・社会がクルマに依存していたかがつくづく再認識されたはず。今回の不況はクルマ不況と命名すべきだ。こういうときこそ政治がまともであって欲しいものだが、不況以前から政治はとんでもない状況だったのだから何をか言わんや（オバマに光明が見いだせるという点でアメリカがうらやましい）。このまま行けば日本社会が崩壊すること必至である。

▲国内でクルマが売れないのは、マインドの問題が大きい。何も大不況と叫ばれている今買わなくても、と皆が顔を見合わせている。同時に現実に買わなくても特に大きな不満がないということがそれを後押ししている。大半の人が性能がよくて壊れないという現在所有しているクルマに文句がないのだ。この不況感ゆえ、例え車検時期が来ても、もう一度車検をとって乗るだけ。９年落ちのクルマですら、もう２年は絶対に乗ろうと思うはず。たいしてボロくもないのに査定はほとんどつかないという、もはやタダ同然のクルマゆえ、あとは乗れば乗るだけお得ということになるのだから。

▲メーカーはいいクルマを作ってきたことを後悔しているかも知れない。商品を売るコツは適当な寿命を設定し、そこで壊れる・陳腐化するように仕掛けることだ。「ソニー爆弾」なんて言葉もあったくらいで、電化製品の寿命は結構短い。また使えても陳腐化してしまうのだ。しかしクルマはすっかり長寿命商品となってしまった。数十年前仕事で何台も使っていたスズキの軽のエンジンは、７万㎞くらいでどのクルマも一度壊れたものだ。今そんなことがあれば、大変な問題となるだろう。いずれにしても今のクルマは壊れない。さらにぶつけたりしない限り見てくれもそう悪くならない。うちのヴィッツなど８年間ワックスをかけたこともないが、洗車さえすればまだ十分きれいだ。

▲ということでメーカーは大変なことになっている。海外で売れないのは上記のような理由ではないと思うが、こと国内は上記の理由ではないか。国内はさらにもう一つ理由があると思う。それはクルマのＩＴ化の遅れだ。家電的なＩＴ機能を強化できないまま来てしまったクルマは、陳腐化することがない商品となってしまった。わずか10年でこれだけ世の中のＩＴ化が進んでいるのに、クルマは10年前のクルマでも今のクルマでもほとんど機能に差がない。今やほとんどの家庭で、そしてほとんどのケータイでインターネットが見られるのに、クルマの中は10年前と同じだ。カーナビも10年前は無理としても８年前くらいのものならまだ十分使えたりするのだから、もう何ともならない。

▲そうはいってもここ数年のうちには確実にクルマは売れるようになるだろう。それが景気のせいか、あるいは本当にクルマが寿命を迎えて壊れ始めるからか、画期的なクルマが登場したからなのかはわからないが、クルマ無しでは人類が生存できない以上、いずれ確実にクルマは売れ始める。その時笑うメーカーはどこか。

▲それはトヨタしかあるまい。今期はついに赤字転落といわれているが、一説では内部留保は12兆6658億円もあるらしいし、ハイブリッドなどの環境自動車の開発でも完全に先行している。またモーターデイズの試乗記で書いたとおり、iQという今までにないパッケージングのクルマの開発にも成功している。今後iQのパッケージングとハイブリッドを組み合わせた環境に「超」優しいクルマを作れれば、ぶっちぎりだ。しかも北米のビッグ３は放って置いても消え去りそう。何もしなくても世界一の座が転がり込んでくる。

▲そう考えると、この不況はトヨタにとって計算済みなのではないか、などと勘ぐってしまう。トヨタ帝国を打ち立てるための「ガラガラポン」。終わりの始まりだ。そう長い時間を経ないうちにライバルが消え去り、他メーカーを傘下におさめ、創業家の豊田章男氏が社長に就任して旗印となり、世界一のメーカーとなって地球規模で環境カーを作り、売りまくる、そんなビジョンが見えてくるのだ。章男氏にしても一度どん底まで落ちたところで就任すればあとは成長させるだけだから、仕事はしやすいはず。

▲まあ今はそんなことをいっていられるほど悠長な状況ではないし、下請けや関連企業にはさらに過酷な現実が降りかかってきている。小社を含め生きるか死ぬかの状況だ。ただこの不況は例えば広告宣伝に関わる我々には産業構造の大変革、革命の時期に思える。放送や新聞といった旧メディアが衰退し、ネットを中心とした新たなメディアがいよいよ力を発揮するようになるのではないか。小社もそこに関わっているだけに、期待と不安は大きく交錯している。数年後、トヨタはまず生き残っているが、うちが生き残っている保証は全くないのだから。

      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>ジョン・オノ・レノンの命日に思う、ラブ＆ピース</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/post_65.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2008:/mizunostalk//6.1648</id>
   
   <published>2008-12-08T10:08:41Z</published>
   <updated>2008-12-08T10:09:56Z</updated>
   
   <summary> ▲また12月8日が巡ってきた。ジョン・レノンの死んだ日だ。もう30年近く前のことだから、大半の人にとってはすでに歴史の...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000600)社会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲また12月8日が巡ってきた。ジョン・レノンの死んだ日だ。もう30年近く前のことだから、大半の人にとってはすでに歴史の一コマにすぎないだろう。しかし、ジジイのロック好きにとっては忘れられない日だ。あの日若かった私は、人生で初めて人が死んだことにショックを受け、涙があふれた。死を初めて意識した日といってもいい。人間、死んだらおしまいだと。

▲ジョンが発した音楽はもちろんだが、そのメッセージが若い自分には大きく響いた。ギブ・ピース・ア・チャンス。それは彼の言葉というより時代の言葉なのかもしれないが、ジョンの平和を求める姿勢こそ、一番大きなメッセージだった。ベトナム戦争の厭戦気分とロックが結びつき、ロック＝平和のメッセージという方程式ができた。それはアメリカ対ソ連＝資本主義対共産主義というイデオロギーとしての反体制ではなく、戦争をやる大人は嫌いだ、という素朴な感情が支える反体制の動きだったと思う。「30歳以上の人間を信じるな」というメッセージと共に。

▲とにかくロックは平和の音楽だったのだ。戦争をしない、戦争をするよりセックスをしようというメッセージを当時刷り込まれた私は、その点で今もリベラルなスタンスから抜け出ることはできない。社会主義に可能性を見いだすものではないので、いわゆるバカサヨではないつもりだが、ネット社会ではリベラルなだけでバカサヨにされてしまう。ネット上でものを言うことは難しい、という現実が悲しい。

▲田母神発言を支持する人が多いようだ。リベラルな人が見ていると思っていた「朝まで生テレビ」の番組後アンケートでも、半数以上が田母神支持だった。社会全体がいわゆる右曲りになりつつあることは間違いないだろう。私も敗戦国日本が押しつけられた憲法９条の矛盾もわかるし、抑止力としての軍隊は必要だと思う。それはジョンが「想像してみよう」と歌っても所詮覆すことができなかった現実だ。だけど戦争が起きて殺し合う事態を誰も想像しないのだろうか。私は人に殺されるのは嫌だし、自分の子供がそういう場に送られるのも嫌だ（日教組みたいだけど）。できれば軍隊なんかない方がいい。

▲つまり、なんで人類はいつになってもラブ＆ピースにはならないのだ、と思うのだ。冷戦は終わったのに、軍縮だとか、恒久平和なんてお題目は、同時に終わってしまったみたい。日本だけが軍隊を持たなければラブ＆ピースになれるのならそうしたいけど、そんな簡単なことじゃないことはわかっている。それゆえ仕方なく持った日本の軍隊は、ちゃんと民意がコントロールして、抑止力としての軍隊にしなくてはならない。だけどこの国の民意ほど不安なものはない。小泉劇場にも簡単に踊ったし、今もズルズルと悪政（これはほとんどの人が賛同してくれると思う）を生かし続けている。何よりメディアに捕らわれる国民性だ。

▲仮想敵を作ることで人心を掌握するという手法はあまりに古典的だが、誰が仕掛けているわけでもなくメディア上で自然にそういう展開になっている日本社会に見える。自分たちの国はいい国である方がいいに決まっている。でもジョンは国境などないと思ってごらんと歌った。いつから皆、自分たちの国のことばかり考えるようになったのだろう。日本だけがいい、では世界が成り立たないと思うのだけれど。テレビでヒステリックに叫ぶ文化人（というよりタレントか）を見て、何となく右派がどんどん増えていく。左翼でなくただラブ＆ピースなだけの人は、どうしたらいいのだろうか。
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>イヤーカーを決めるより、クルマの絵本の一冊も出した方がいいのでは？</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/post_64.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2008:/mizunostalk//6.1641</id>
   
   <published>2008-11-20T12:51:11Z</published>
   <updated>2008-11-20T12:52:28Z</updated>
   
   <summary> ▲私のやってる会社はポルシェの専門誌を発行し、またクルマ全般の記事をあちこちで書いている。まあクルマ全般とはいえ、基本...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000199)その他クルマの話題" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲私のやってる会社はポルシェの専門誌を発行し、またクルマ全般の記事をあちこちで書いている。まあクルマ全般とはいえ、基本は乗用車だ。バスやらトラックやらに関しては書いていない。その分野は専門の雑誌も出ているし、趣味の範囲としてもクルマというより鉄道に近い部類のようだ。その類の雑誌は書店でもクルマの棚ではなく、趣味・鉄道などの棚にある。ひとまずポルシェマニアと同じくらいのバスマニアはいるようだ。

▲マニアといえるほど好きにならないまでも、子供はこの手の「働くクルマ」が好きだ。同時に「電車」も。子供向けに絵本やらビデオ（最近はＤＶＤか）、そして歌だってある。これらが記憶に刷り込まれて子供は「働くクルマ」好きに育っていくのだろう。昨今のクルマ（乗用車）に興味がないという若い男性も、小さい頃は「働くクルマ」は好きだったという人が多い。彼らは長じてバスマニアになるわけではないが、クルマよりまだバスの方に、それなりに親しみを持っているのではないか。

▲残念なことにクルマは、子供の頃に「刷り込み」されることが少ない。現在30代後半になったスーパーカー世代は、子供の頃にクルマに関して刷り込まれた記憶が今もあって、それゆえ皆、クルマがまんざら嫌いではない。しかしそれより若い人たちは、小さい頃のクルマの記憶といえば、父親のダサくて狭いセダンであったり、初期のミニバンであったりで、かっこいい乗り物としてのクルマという記憶はほとんどないはずだ。つまり、そこが最近の若い人がクルマに興味を持たないことの原因の一つに思える。

▲つまり自動車業界や出版業界がクルマを販売対象である大人に対してしか訴求してこなかったことのツケが今、巡ってきているのではないかと思うのだ。それゆえ「かっこいいクルマ」「未来のクルマが大集合」「速いぞレーシングカー」など、子供にクルマに対して興味を持ってもらえるような絵本やＤＶＤって、今からでも必要だと思う。もちろん、売れないから作れないというジレンマを埋める必要はある。そのためにはメーカーが支援すればいい。本に広告は入れられないから、作られた本の買い取りという手もあるだろう。ディーラーの子供コーナーに置いたり、従業員に配ったっていい。

▲ところで、先回書いたとおりCOTYの日本カーオブザイヤーはトヨタのiQが獲得し、RJC カーオブザイヤーの方は私も強く推すワゴンＲが獲得した。COTYメンバーである小沢コージ氏のブログ http://koji-ozawa.sakura.ne.jp/ の11月12日に「が…政治、すなわちマツリゴトって難しいワケよね。」とあるように、なんだかその決まり方がよくわからないCOTY。またCOTYでははたいした評価を受けていないワゴンR（小沢氏は一点も入れていない）が、RJCではイヤーカーになるというのも普通の人にはよくわからないところだろう。

▲こうした賞にどれだけお金がかかっているのか知らないが、もはや一般の人への宣伝活動としてはほとんど意味がないと思われる（社内の士気には影響があるかも知れないが）。そんな賞にお金を使うより、そのお金で子供向け絵本の一冊も出した方が、よほど未来の市場育成に意味があるように思われるのだ。昨今の厳しい経済状況の中で、広告費はどんどん切り詰められている。自動車雑誌からは広告がどんどん減っている中で、子供用のクルマ本を作るのにお金を出してくれと言って、ホイホイ出すメーカーがあるとも思えないが、広告予算がゼロではあるまい。であればそんな展開もぜひ検討してみるといいのではないか、と思う。

      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>日本カー・オブ・ザ・イヤー（COTY）レースを予想してみた</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/coty.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2008:/mizunostalk//6.1635</id>
   
   <published>2008-11-06T11:17:34Z</published>
   <updated>2008-11-07T03:55:01Z</updated>
   
   <summary> ▲国内の自動車販売数が10月は40年前の水準になったという。そんな業界の悲惨さが当社も身にしみる今年の暮れだが、日本カ...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000101)新車関連" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲国内の自動車販売数が10月は40年前の水準になったという。そんな業界の悲惨さが当社も身にしみる今年の暮れだが、日本カー・オブ・ザ・イヤー（COTY）の実行委員会は例年通り11ベストカーを選出した。例年はイヤーカーが選ばれてからうんぬん言うのだが、今年はレースの行方予想の意味も含め、早速、うんぬん言ってみようと思う。車種は、トヨタiQ、シトロエンC5、フィアット500、アウディA4、ホンダフリード、ジャガーXF、スバルエクシーガ、マツダアテンザ、日産GT-R、スズキワゴンR/スティングレー、ダイハツタントだ。

▲はっきり言って業界が見る本命はiQ。今年のトヨタは獲りに来た、のだ。発表はしたものの、まだ店頭にも出てこないクルマというのはちょっとイレギュラーな展開だが、それもこれも獲得のためというなら納得がいく。COTYの実行委員会向けには事前試乗会があったようだが、我々はまだ乗っていない。年末までには乗りたいと思っているが、果たして。乗ってないのではっきりとは言いづらいが、スマートが10年も前から存在している以上、IQがそれほど革命的なクルマとは言えないだけに、イヤーカーというにはちょっと、と思わざるを得ない。

▲iQと競るのはたぶんGT-Rだろう。iQが「ユーティリティの究極」を目指したとすれば、クルマ本来の姿とも言える「走りの究極」がGT-Rゆえ、評論家的には捨て置けないはず。私的にも感動を覚えたクルマゆえ、iQよりはこちらを選びたい。ただ昨今のクルマ事情から言えばこのクルマは「余計者」。ご時世には残念ながらそぐわない。そこで浮上してくるのが今年一番のヒット作タント、もしくは私も絶賛したいワゴンＲだ。両車は軽自動車という日本独自の、経済的でエコなコンパクトカー（普通車と比較すればだが）。この２車は軽自動車の究極型に進化していると思う。

▲タントのスペースユーティリティはやはりすごい。そのパッケージングはiQよりすごいかも。ワゴンRの試乗記でも書いたけれど、この手の軽を切り詰めた方が、IQのような手法をとるよりマイクロコンパクトカーは作りやすいのでは、と思ってしまう。初代タントができたので、それを研究してパレットができ、パレットがあったので新型ワゴンRもできたという流れの中では、初代タントが一番偉い。その点、現行タントは二代目なのでイヤーカーにはちょっと弱いか。ということでは従来からの違和感がないクルマらしさを残しながら、それでいて軽と言うよりもはやコンパクトカーとして素晴らしい出来となったワゴンRこそイヤーカーにふさわしい、と思うのだ。

▲パイクカーとして楽しいフィアット500、ついにシフトレバーを無くしてしまったジャガーXF、総合的に出来のいいアウディA4、シトロエン好きの私的にはとてもとても欲しくなるC5というあたりは、それぞれ個性的でエポックメイキングなクルマだがやはりインパクトにはちょっと欠けるから、イヤーカーにはちょっとできないだろう。アテンザも出来はいいのだが同様の印象。エクシーガ、フリードといった変わり種ミニバンは、ミニバン必要世代にはいい選択肢だが、もうミニバンはいいよ、という風潮も出てきた昨今には微妙なところ。フリードなんかはもう2年くらい前に出てたらイヤーカーにだってなれそうなクルマだが。

▲ということでまあたぶん、iQが勝つのだが、ホントはこのご時世でも日本一売れ続けているワゴンRこそイヤーカーにふさわしいのでは、と思う。そのできの良さは特筆もの。販売の落ち込みが40年前の水準といってもそれは除軽市場の話。前年同月比13.1％減だが、軽はなんと6.2％増加しているのだから、これは新型ワゴンR効果でしょう。試乗記でも書いたとおり、もしターボを載せたワゴンRベースのマイクロミニが出たら、それこそがイヤーカーなのだが。

▲以下はそのスペック比較。スペックで見る限りiQはワゴンRよりトルクがなくて辛そう。3台を見比べた場合はiQの圧倒的な幅広さが気になるところ。この幅はマイクロミニとは言い難い。また新型スマートの小ささ、軽さ、パワフルさが際だつ。しかしその代償として燃費が悪い（笑）。実際私のスマートはチョイノリを繰り返していると、エアコンオンでリッター8.7km位しか走らない（しかもハイオク）。それでもちょっと遠出すると12kmくらい。ワゴンＲは快調に走って12km弱だったがチョイノリ燃費は結構近いかも。さてトヨタの実力はいかに!?

●スズキ　ワゴンR スティングレー　ＴＳ
全長×全幅×全高　3395mm×1475mm×1675mm
ホイールベース　2400mm
車両重量　880kg
エンジン　658cc　直列3気筒DOHCインタークーラーターボ　CVT
最高出力　64ps（47kW)/6000rpm
最大トルク　9.7kg-m (95Nm)/3000rpm
10・15モード燃費 21.5km/リッター

●トヨタ　iＱ　100Ｇ（ワゴンR比）
全長×全幅×全高　2985(－410)mm×1680mm(＋205)×1500(－175)mm
ホイールベース　2000(－400)mm
車両重量　890kg
エンジン　996cc　直列3気筒DOHC　CVT
最高出力　68ps（50kW)/6000rpm
最大トルク　9.2kg-m (90Nm)/4800rpm
10・15モード燃費 23km/リッター

●スマート　フォーツー　クーペ（ワゴンR比）
全長×全幅×全高　2720(－675)mm×1560(＋85)mm×1540(－135)㎜
ホイールベース　1865(－535)㎜
車両重量　810g
エンジン　999cc　直列3気筒DOHC　5速セミAT
最高出力　71ps（52kW)/5800rpm
最大トルク　9.4kg-m（92Nm）/4500rpm
10・15モード燃費 18.6km/リッター
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>高速道路１０００円！に反対</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/post_63.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2008:/mizunostalk//6.1632</id>
   
   <published>2008-11-01T02:18:17Z</published>
   <updated>2008-11-01T02:19:13Z</updated>
   
   <summary> ▲自民党＆公明党政府が高速道路1000円乗り放題案を出してきた。安くなるのはもちろん大賛成だが、この案はなんだか、来る...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000100)クルマ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲自民党＆公明党政府が高速道路1000円乗り放題案を出してきた。安くなるのはもちろん大賛成だが、この案はなんだか、来る選挙のための人気取りにしか見えない。やはりここは民主党が言う無料化の方が筋が通っている。というのも、もともと高速道路は無料になるはずだったのだから。

▲高速道路は作って一定の期間が経ち、建設費が通行料金でまかなえたら無料にするというのが元々の大原則だった。ところが、地方にもどんどん高速道路を作り、その借金を既存の高速道路で稼ごうとしたため、道路を造り続ける限りいつになっても無料にならないということになり、そのまま現在に至っている。この悪循環を断ち切るために、別の借金（国債）での借り換えや手持ちの税金で借金を返し、無料にしてしまおうというのが民主党案のごく簡単な仕組みだ。人気取りのために安くするのではなく、根本的に解決しようというあたり、こちらが正論ではないか。

▲高速道路が無料になるとどういうメリットがあるか。例えば高速道路をたくさん使ううちの会社にはすごいメリットだ。月間20万円ほどの経費が浮くとなると年間200万円以上の利益が出る計算。運送業を中心に救われる中小企業は多いのではないか。また物流コストが引き下げられるはずだから、物価にも影響が出るだろう。そういった経済的なメリットのほか、渋滞の多い地方の道路も併走する高速道路の利用が増えればスムーズに流れるようになるはず。渋滞がなくなれば環境的にもいい。高速料金を惜しむから一般道に渋滞ができる。高速道路がフリーなら交通の障害は相当解消されるはずだ。

▲しかし何より思うことは、クルマの大きな価値である「移動の自由度」がより高まることだ。例えば新幹線で名古屋・東京間は一人約１万円だが、燃費リッター10㎞のクルマで行けば33㍑、ガソリンがリッター150円でも約5000円と半額になる。二人乗っていくなら一人2500円。４人なら1250円。この料金で東京まで移動できるのであれば、人はかなり自由に移動し活動できる。こういったことが経済活動の活性化を生むのは間違いない。というと出てくるのがクルマをたくさん走らせること自体が環境に悪いという論議だが、これはクルマそのものの意義を議論することになるから、ここではもうこれ以上書かないでおく。

▲デメリットももちろんあるだろう。それはやはり一部の高速道路の渋滞問題だ。現在、多くの高速道路を走った実感として「かなり空いている」と言い切れるので、無料化してもたぶんそうひどいことにはならないだろう。しかし、東名そしてそれにつながる新名神という日本幹線路線は、混雑にいっそうの拍車がかかるであろうことが想像に難くない。高速道路無料化反対論者の多くがこれを指摘するはずだ。

▲しかしこれは、これまでの行政が早く第２東名を作らなかったことに原因がある。ましてかつての構造改革路線で一部の建設が凍結、車線減少されたことなど愚の骨頂だ。実際、第二名神の一部（かなりの部分が３車線）が開通した名古屋から関西への路線は、第二名神がとぎれている部分（四日市から亀山）で既存の東名阪道が大混雑になっているものの、第二名神部分は混まず、また岐阜県を走るもともとの名神は交通量が減って大変快適になっている。このように予定通り高規格道路を開通させさえすれば、そしてその上で無料化となったら東名だって素晴らしい道路環境になるはずだ。

▲東京や大阪の高速道路は無料化しないという民主党案だが、これは一種のロードプライシングだという。それなら均一に無料化しないというのではなく、必要に応じた課金をすればいい。その方法はＥＴＣだ。民主党はＥＴＣを無料化で無くすつもりのようだが、これだけ普及したITSインフラを廃止するという愚策はないだろう。ロードプライシングを行うためのインフラとして、また交通量をリアルタイムに測定するインフラとして、さらに利用者にとっても車両運行情報管理や、ひいては様々な決済を含めた通信のインフラとして、ETCは今後も必要な機器だ。

▲ETCを生かせば、例えば地方都市の一部高速道路の渋滞問題も解消できる。通常は無料だが、混む時間帯などは有料にして交通量の調整を図ればいいだろう。普段無料の道路が有料となれば、乗ることを躊躇する人は多いはずだ。しかし慢性的に渋滞している首都高や名古屋高速の一部路線などはどうしようもないはず。インフラとしての道路を作っていくことは重要で、そのために税金を使うことは重要だと思う。もちろんクルマに乗らない人のための、公共交通機関の整備を進めることも平行して行うべきだ。高速道路が無料になれば、高速道路を使った路線バスも整備しやすい。1000円になる！とぬか喜びしていては、問題の本質を見失うのではないか、と思う。
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>SNSで音楽がタダで聴き放題に！文字コンテンツもぜひ!!</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.motordays.com/mizunostalk/articles/sns.php" />
   <id>tag:www.motordays.com,2008:/mizunostalk//6.1628</id>
   
   <published>2008-10-23T05:16:59Z</published>
   <updated>2008-10-27T07:17:40Z</updated>
   
   <summary> ▲最近ちょっとした趣味の仲間がいて、その仲間を中心にSNS（Mixi）をやっている。これが結構楽しいコミュニケーション...</summary>
   <author>
      <name>水野</name>
      
   </author>
         <category term="3000400)コンピュータ・ネット" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.motordays.com/mizunostalk/">
      ▲最近ちょっとした趣味の仲間がいて、その仲間を中心にSNS（Mixi）をやっている。これが結構楽しいコミュニケーションで、辛い仕事の合間の一服の清涼剤というか、単なる「さぼり」というか、まあちょこちょことアクセスしているのだが、色々仲間内ならではの情報が集まってきてなかなか結構なものだ。私の場合、ネットのコミュニケーションはメールが中心で、チャットは面倒、メーリングリストは嫌々な感じでやることが多かったのだが、SNSはチャットとメールの間くらいで、実にちょうどいい感じ。

▲で、サイゾーという雑誌を読んでたら、佐々木俊尚というライターがアメリカのSNS「マイスペース」で、大半の楽曲がタダで聴けるというサービスが始まっていると書いている。Mixiでは「この曲いいっすよ」という話がよく出るのだが、残念ながらユーチューブへのリンクくらいで、オリジナルの楽曲をその場でマイミクに聴かせてあげるわけにはいかない。もしその場で聴けたならこれは盛り上がる（はず）。

▲マイスペースの場合、SNSが広告を集めその金でアーティスト（レコード会社）へ使用料を払い、ユーザーはタダで聴けるというもので、これはまあ、ラジオ局あたりと同じ仕組みといえる。これはトヨタがスポンサードしているらしい。もちろんマイスペースではシームレスでmp3のダウンロード購入もできるから、今後ダウンロード販売主体となっていくだろう音楽業界的にも悪い話ではない。それでもってここではボブ・ディランが、彼を知らなかった若者達にウケているらしい。そういう新たな展開もあるわけだ。SNSで誰かに教えてもらえれば、私らジジイももっと若者の曲を聴くようになるかも。

▲ロックって音楽はあんまり進歩してなくて、最近の若者の曲も、誰のどういう曲かきちんとおすすめしてもらえれば、私でもちゃんと聴ける曲が多い。でも最近のラジオは曲をかけるだけで、ヘタをすれば曲名すらわからないし、CDショップへ行っても予備知識なしではどうにも買えるわけがない。バンドはやたら数があるから、誰か私の好きだろう曲を教えてくれよ、という感じ。SNSではそれができるから、早くMixiでもマイスペースみたいなサービスをやって欲しいものだ。これは間違いなく音楽業界を活気づけると思う。

▲この素晴らしい仕組み、他にも転用できないものだろうか。例えばうちの会社の場合、コンテンツは雑誌だから、雑誌記事ページをすべてフラッシュベースのページビューアか何かで見られるようにしてしまい、その代わりスポンサーの広告料がうちに入ってくるという図式にすれば、これは悪くない。もちろん、雑誌の形で欲しい人は通販注文してもらえばいいわけだし。皆が皆、SNSをやっているわけでもないから、当面は現在の書店販売と両立も可能だろう。

▲しかし本当にこの仕組みでなんとかしてもらいたいのは、文字コンテンツそのもの有料化に関してだ。プロライターが労力をかけて書いた原稿を発表できる既存のメディア（雑誌や本や新聞）はどんどん潰れている。つまりプロライターが原稿で食えなくなってきている現実があるのだ。ネットの意義はわかっているつもりだから、ブログをはじめとするネット上の無料コンテンツを否定はしない。が、長年、物書き業界にいるとやはりプロの原稿は違う、と思わざるを得ないのも確か。特にノンフィクションなどの手間暇かかる原稿は、それ相応の金が入らないととても書けないものなのだし。

▲原稿をこうしたサイトに置いてベーシックな原稿料が広告から出されるのであれば、もっと良質な記事が増えるのではないかと思う（もちろんそれを許す広告主の器量が試されるのだが）。さらには、読者からのカンパ（マイルのようなポイントとか、スイカのような電子マネーによる）を得られる仕組みまで加えて持たせられれば、かなり現実的になってくるのではないだろうか。その労作記事に満足できれば、10円、100円単位のカンパをしてくれる読者は必ずいるはずだし、記事の満足度を測るバロメータにもなる。

▲昔からこうしたカンパ形式でのコンテンツ販売を夢見てきたが、個人サイトで行うことは技術的に無理が多い。しかし組織的なSNSならできるのではないか。雑誌や本が売れない状況はCDが売れない状況と同じだ。音楽コンテンツがこのSNSの形態で生き延びられるのであれば、文字コンテンツもできない話ではないはず。雑誌が売れなくなっても、雑誌広告が取れなくなっても、ネットを使ってこんな展開ができるようになれば、ライターは生き延びられる。私的にも、今後サイゾーのようなマイナー雑誌がもし「噂の真相」のように消え去っても、残念な気持ちにならなくてすむ。現在のままでは、深みのある、労力のかけられた文字コンテンツはなくなってしまいそうだ。それはちょっとまずいと思うので、ぜひこんな仕組みが欲しいものである。


      
   </content>
</entry>

</feed>
