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新車試乗記 第760回 トヨタ カローラ フィールダー 1.5G “W×B” Toyota Corolla Fielder 1.5G “W×B”

(1.5L 直4・CVT・211万4837円)

「地球人の幸福と福祉のため」
カローラがマイナーチェンジ。
その進化を見届ける!

2015年06月05日

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キャラクター&開発コンセプト

マイナーチェンジで「トヨタ セーフティセンスC」を採用


新型カローラアクシオ ハイブリッドG
(photo:トヨタ自動車)

2012年5月に発売された11代目カローラ(アクシオとフィールダー)が、2015年4月1日にマイナーチェンジした。改良点は大きく分けて三つで、一つめが内外装デザインの刷新、二つめが安全装備をパッケージ化した「Toyota Safety Sense C(トヨタ セーフティセンスC)」の採用、三つめがハイブリッド車譲りの技術であるアトキンソンサイクル等を採用した新開発1.5Lエンジン(2NR-FKE型)の搭載になる。

 

新型カローラフィールダー ハイブリッドG
(photo:トヨタ自動車)

販売チャンネルはこれまで通りトヨタカローラ店。月販目標は、カローラ全体では2年前の計7000台から計9000台に引き上げられた。内訳はフィールダーが4000台から6000台に増え(内ハイブリッドは1500台から4000台に増えた)、アクシオは3000台のままになっている(内ハイブリッドは1000台から1300台に増えた)。カローラにハイブリッドが設定されたのは2013年夏だが、今やそのカローラの6~7割がハイブリッド車になっている。

なお、直近の販売実績は、4月が登録車で5位の7331台、5月が同2位の8920台。

■外部リンク
自販連>新車乗用車販売台数月別ランキング
トヨタ自動車>リリース>新型カローラフィールダーならびにカローラアクシオを発売(2015年3月30日)

■参考記事
ニュース>トヨタ、カローラフィールダーとアクシオをマイナーチェンジ (2015年3月30日掲載)
新車試乗記>11代目トヨタ カローラアクシオ/フィールダー ハイブリッド (2013年8月掲載)
新車試乗記>11代目トヨタ カローラ フィールダー 1.8S “エアロツアラー” (2012年9月掲載)
新車試乗記>10代目トヨタ カローラ アクシオ ラグゼール (2006年10月掲載)
新車試乗記>9代目トヨタ カローラ ラグゼール (2002年12月掲載)
新車試乗記>9代目トヨタ カローラ (2000年10月掲載)

 

価格帯&グレード展開

アクシオは146万4873円~。手頃な1.3L・CVT車も用意


カローラアクシオ ハイブリッド
(photo:トヨタ自動車)

アクシオは1.5Lの5MT車なら146万4873円からスタート。また、アクシオにはエントリーモデルとして1.3L(従来型の1NR-FE)のCVT(無段変速機)もあり、こちらは146万4873円から買える。

アイドリングストップ機能の付いた新世代2NR-FKEの1.5L・CVT車は156万4037円~。1.5L車では5MTと4WDも選べるが、その場合はエンジンが従来型の1NZ-FEになり、アイドリングストップ機能は備わらない。ハイブリッドは203万0400円~。アクシオはフィールダーよりおおむね15万円ほど安い。

フィールダーは161万1163円~。上位グレードが充実


カローラフィールダー ハイブリッド G “W×B”
(photo:トヨタ自動車)

フィールダーに1.3L車はなく、1.5L・5MT車の161万1163円からスタート。従来型エンジンの1.5L車で5MTと4WDを選べるのはアクシオと同じ。

アイドリングストップ機能の付いた新世代2NR-FKEの1.5L・CVT車は172万8982円~。フィールダーのみに設定された1.8L車(2ZR-FAE)は221万4000円~。ハイブリッド車は219万5345円~。

 

写真は「モデリスタ クロスフィールダー キット」装着車。フィールダー 1.5G(4WD)に外装キットを装着したもの
(photo:トヨタ自動車)

さらにフィールダーにはスポーティな内外装の「エアロツアラー」や、従来は特別仕様車だった「W×B(ダブルバイビー)」も用意。フィールダーが対象とする年齢層は幅広く、それはアクシオの2倍という販売目標にも表れている。

先進安全装備「トヨタ セーフティセンスC」は、上級グレード(Gグレード以上)に標準装備で、下位グレードでも5万4000円で装着可能。

 

パッケージング&スタイル

最新のトヨタ顔に。リアはよりワゴンらしく


写真はフィールダーの1.5G “W×B”

今回はマイナーチェンジなので、ボディサイズやパッケージングはこれまでと大差なし。フィールダーのデザインテーマは単純明快に「スポーティ」とのことで、具体的には最近のトヨタ車同様、大きな台形ロアグリルで「アンダープライオリティ」(下側に重点を置き、低重心感やワイド感を強調)を表現。最近マイナーチェンジしたヴィッツ、アクア、オーリス同様に、アグレッシブな顔つきになった。

 

フィールダーのボディカラーは全9色。写真は“W×B”専用色のクールボルドーガラスフレーク

“エアロツアラー”と、試乗した“W×B”には、クラウンアスリートを思わせるドットパターンのフロントロアグリルが、リアには専用のロアガーニッシュが備わる。リアコンビランプの形状も今回のマイチェンで変更され、よりステーションワゴンっぽい後ろ姿になった。

 
 
    全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm) WB(mm) 最小回転半径(m)
ホンダ シャトル (2015~) 4400 1695 1545~1570 2530 4.9~5.2
トヨタ カローラ フィールダー (2015~) 4400~4410 1695 1465~1535 2600 4.9~5.5
トヨタ プリウス α (2011~) 4615~4645 1775 1575~1600 2780 5.5~5.8
トヨタ アベンシス (2011~) 4780 1810 1480 2700 5.4
 

インテリア&ラゲッジスペース

質感や触感をテコ入れ


写真はW×Bのブラック内装。オーディオ・ナビは全車ディーラーオプション

いかにもカローラらしい手堅いインパネデザインは、おおむね従来通り。ただし今回のマイナーチェンジでは、W×Bなどの上位グレードで、ステアリングやシフトノブの本革を触感のいい「スムースシボ」に変更。センターパッドにもリアルな革シボが入った。

さらに、シフト周りのピアノブラック仕上げやメッキ加飾、サイドのエアコン吹き出し口の形状変更、運転席フットレストの標準装備化(MT車を除く)といったテコ入れ策で質感を高めている。

“W×B”ではホワイト内装も


“W×B”のホワイト内装
(photo:トヨタ自動車)

フィールダーW×Bの場合、内装カラーは標準のブラック内装(ファブリック+合成皮革)に加えて、オプション(3万2400円)でホワイト内装を新設定。シート表皮が白の合成皮革になるほか、インパネ加飾やドアトリムの一部も白の合皮張りになる。真っ白のシートはオオッと思わせる反面、汚れやすいのが心配だが、いちおう防染機能付とのこと。

ちなみにW×B(ダブルバイビー) とは、内装色の白(White)と黒(Black)の頭文字とのこと。なーる。

 

いかにもカローラな乗員空間。手頃な広さの荷室


フィールダーはテレスコも全車標準。写真はW×B(ブラック内装)のスポーツシート

室内空間はよく知ったカローラワールドで、特に広くもないが、狭くもなく、特に華やかでもないが、簡素でもないという、いろんな意味で必要十分なもの。最近のトール型軽自動車より狭いが、スタンダードなクルマらしいホッとできる雰囲気がある。W×Bとエアロツアラーに装備されるスポーツシートの座り心地はなかなかいい。

 

後席の背もたれは若干のリクライニング(最大16度・8段階))が可能

フィールダーの荷室は、後席使用時の容量が407Lで、奥行きは970mm。後席格納時は872Lで、奥行きは2025mmになる(いずれもカタログ値)。新型シャトルの後席使用時540L(床下込だと570L)には負けるが、奥行き寸法はおおむね互角で、とりあえず小型ワゴンとしては合格というか、手頃なスペースが確保されている。

 

拡大時には大人が足を伸ばして横になれる。後席は荷室側のレバーで格納可

外したトノカバーはデッキアンダートレイ(床下収納スペース)に収納可能
 
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