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スバル フォレスター T/tb新車試乗記(第 回)

Subaru Forester T/tb

 


1997年04月18日

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オンもオフも自在に走れるスーパー250馬力4WD。かなりお買い得です

まずその強烈な加速がすごいの一言。アクセルを踏み込むと一呼吸おいて強烈な加速が始まり、長い加速の後は一気に180Km/hオーバーの世界へ。足まわりの完成度も高く、この車高の高いスタイルからは想像できないコーナリング安定感をみせる。ただしスポーツカーに負けない性能にも関わらず、限界域ではスポーツカーほどのポテンシャルはないので、無茶はだめ。そんな意味ではこのパワーを十分に生かせるシチュエーションはやはり高速道路だ。SUVとしては低い車高が生むCD値0.38の空力性能とも相まって、快適に法定速度のはるか上で安定した走行が楽しめる。また追い越しともなれば、胸のすくシーンが体験できる。乗り心地は市街地でやや固め、高速ではシャキっとしなやか。

最低地上高は200ミリあり、オフロードでも乗用車にはできない走破性を持つ。こればかりはハイパワースポーツカーでは絶対真似できない。オンロードで速く、オフロードもバッチリ、荷物もたっぷり積めて、しかも快適となると、これはまさにある種クルマの究極の姿ではないだろうか。

いかにもスバルらしい?味も素っ気もないボディデザインは、はっきり言ってカッコよくはないが、落ち着いてるといえなくもない。そんなに高くなくて乗り降りが楽なシートは、背骨をのばしてきちっと座れるタイプで好感が持てる。小さなアームレストを内蔵しているけど、これが結構実用的でよかった。ダッシュボードセンター最上段に蓋付きの物入れがあるが、ここは純正カーナビの収納場所。モニター内蔵式のディスプレイには非常に見やすい位置でグッド。メーカーもやっとわかってきたなという感じだ。またサンバイザー裏には、カード入れ、ペンホルダーなどいろいろついているし総じて使い勝手のいいインテリアとなっている。

肝心のリアシートは左右に肘掛け付き。分割式の背もたれを倒すだけで荷室とフルフラットになる。荷室奥行きは190cm弱。さらに運転席もフルフラットになるから車中泊も可能だ。当然荷物もたっぷり積み込める。これもスポーツカーには絶対真似できないワザである。

ドアがスバル伝統のサッシュレスだったり、背面スペアタイヤは初めから設定されないなど、クロカンというより、ステーションワゴンに近いRVといっていい。若者、そして子どもが手離れした熟年層がパーソナルに利用するクルマといっていいだろう。スタイルが地味なだけに親子で共有なんてことも考えられるクルマだ。C、S、Tの3グレードで、価格は209万円、229万円、248万5千円(AT)。

●車両協力:名古屋スバル自動車株式会社

公式サイトhttp://www.subaru.co.jp/forester/

 
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