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新車試乗記 第790回 ジャガー XF 20d Jaguar XF 20d

(2.0L直4ターボディーゼル・8AT・635万円~)

ジャガーのミドルクラスが
フルモデルチェンジ。
新型ディーゼルの
実力をチェック!

2016年06月10日

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キャラクター&開発コンセプト

8年ぶりのフルモデルチェンジ


ジャガー XF (写真はXF S)

日本では2015年9月に受注開始、2016年春からデリバリーが始まった新型「XF」は、コンパクトセダンのXE(2014年発売)とフラッグシップセダンのXJ(2010年発売)との中間に位置するミディアムクラスの4ドアセダン。初代は2007年にデビュー、2011年にマイナーチェンジしていた。新型は2代目にあたる。

アルミ多用の軽量ボディやクリーンディーゼルを採用


2015 東京モーターショーにて

先に発売されたXE同様、新型XFもアルミ合金を多用した「アルミニウム・インセンティブ構造」による軽量モノコックボディを採用(先代XFはスチール製モノコック)。そして直4ターボおよびV6スーパーチャージャーのガソリンエンジンに加えて、ジャガー・ランドローバー完全自製の新世代エンジン「INGENIUM(インジニウム)」、2.0L 直4ディーゼルターボをXEに続いて採用している。

ジャガー初のSUV「Fペース」も発売


ジャガー Fペース(2015 東京モーターショー)

新型XFに続いて、2016年1月にはジャガー初のSUV「F-PACE(Fペース)」の受注受付も本格的にスタートした。車体の80%にアルミ合金を使う軽量ボディに、XFと同じ2LディーゼルとV6ガソリン(2Lガソリンは設定なし)を搭載する。価格は639万円(20d)~1108万9000円(ファーストエディション)。ライバルはポルシェ マカンだ。

■過去の新車試乗記
ジャガー 一覧

 

価格帯&グレード展開

ガソリンは598万円~、ディーゼルは635万円~


ボディカラーは全17色。試乗車はグラシア(グレイシャー)ホワイト

パワートレインは、2L直4ガソリンターボ(240ps)、2L直4ディーゼルターボ “Ingenium”(180ps)、3L V6スーパーチャージャー(340psと380ps)の3種類で、以下の7グレード構成。

先進安全装備の多くは全車標準。ミリ波レーダーによるACC(アダプティブクルーズコントロール)や緊急自動ブレーキ、レーンキープアシスト(車線逸脱防止機能)、スマートキー、アイドリングストップ機能、10.2インチタッチパネル式のインフォテイメントシステム(InControl Touch Pro)、12.3インチのフル液晶メーターパネルが備わる。

オプションも多数用意。アダプティブ・フルLEDヘッドライト(25万9000円 ※上位モデルは標準装備)、パノラミックグラスサンルーフ(21万6000円)、ブラインドスポット・モニター(10万3000円)、18/19/20インチの各種アルミホイールなどが用意されている。

■2.0L直4ターボ(240ps・340Nm)
・XF 25t Pure  598万円
・XF 25t Prestige 668万円

■2.0L 直4ターボディーゼル(180ps・430Nm)
・XF 20d Pure   635万円
・XF 20d Prestige 693万円

■3.0L V6 SC(340ps・450Nm)
・XF 35t R-Sport  969万円
・XF 35t Portfolio 1027万円

■3.0L V6 SC(380ps・450Nm)
・XF S  1105万円

 

パッケージング&スタイル

XEよりロング&ワイド

一見してXEかXFかを判別するのは難しいかも。それくらいデザインはXE似だが、絶対的なボディサイズやショルダーライン(XFの方が張り出している)が異なるため、XFにはクラス相応の存在感がある。ホイールベースが長く、サイドウインドウが6ライトになる分、伸びやかな印象も強い。デザインはこれまで同様にイアン・カラム体制下で行われている。

 

ジャガー XE

ボディサイズは全長4965mm、全幅1880mm、ホイールベース2960mmと、ミディアムクラスとしては最大級。メルセデス・ベンツで言えば、EクラスとSクラスの真ん中あたりになる。なので真横から見る限り、XEと見間違えることはない。Cd値は0.28とのこと。

 
 
    全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm) WB(mm) 最小回転
半径(m)
ジャガー XE (2015~) 4680 1850 1415 2835 5.5
メルセデス・ベンツ Cクラス (2014~) 4690~4715 1810 1430~1445 2840 5.1~5.3
ジャガー Fペース(2016~) 4740 1935 1665 2875 5.6
メルセデス・ベンツ Eクラス (2013~) 4880~4900 1855~1870 1440~1460 2875 5.2~5.3
初代ジャガー XF(2007~2015) 4970~4975 1875 1460 2910 5.5
新型ジャガー XF(2016~) 4965 1880 1455 2960 5.7
ジャガー XJ(2010~) 5135~5260 1900 1455 3030~3155 5.8~6.0
メルセデス・ベンツ S 300h/300h long (2015~) 5120~5280 1900~1915 1495 3035~3165 5.5~5.7
 

インテリア&ラゲッジスペース

フル液晶メーターや“InControl”を採用


試乗車は標準のグロスブロックだが、オプションで各種ウッドパネルも用意される

インテリアの造形もXEに似ているが、XFには地図表示も可能な12.3インチのフル液晶メーターパネル、そして10.2インチタッチパネルを備えた「InControl Touch Pro」が標準装備される。

またジャガーと言えばウッドとレザー、みたいな期待もあるわけで、もちろんオプションで各種ウッドパネルやシート素材が用意されている。

 

ナビゲーション等を主にタッチパネルで操作する「InControl Touch Pro」

フル液晶メーターパネルに地図を表示した状態
 

ジャガー定番のダイアル型シフトセレクター

エコモード選択時。ダイナミックモード選択時には中央が回転計になる
 

クラス相応に余裕のある後席


Prestigeの電動レザーシート。オプションでベンチレーション機能も選択可

もう一つ、XEと決定的に違うのが、後席の広さ。XEだと全体にタイトな印象だが、XFなら頭のまわりから足元まで、十分にゆとりがある。また、先代XFと比べても、足もとは15mm、膝まわりは24mm、ヘッドルームは27mm広いという。

 

トランク容量は505L(パンク修理キット)~540L(スペアタイヤ搭載)。後席は3分割(40:20:40)

大人でも寛げる後席。オプションで手動サイドブラインドも装備可
 
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