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東京モーターサイクルショー2016

カテゴリ:イベント・フェア / 2016年03月25日

 

国内最大級のモーターサイクルイベント「第43回東京モーターサイクルショー」が2016年3月25日(金)に東京ビッグサイトで開幕した。開催は27日(日)まで。

国産勢ではホンダの「コンセプトCB タイプII」やヤマハの市販モデル「XSR900」、スズキの参考出品車「SV650 RALLY CONCEPT」などネオクラシックなモデルが目立つ一方、海外メーカーからは普通二輪免許で乗れる400cc以下のモデルが登場してきた。会場で気になったモデルをピックアップ!

国産車編

ホンダはCBとアドベンチャー系


ホンダ Africa Twin Adventure Sports Concept

ホンダブースの中央を飾ったのは、市販車CB1100をベースにした提案モデル「コンセプトCB」の第2弾だったが、会場の右隅で目立っていたのはオフ車。2月に国内発売されるや、瞬く間に受注が1000台を超えた「CRF1000L アフリカツイン」と、それをベースに大容量タンクを装備したコンセプトモデル「アフリカツイン アドベンチャー スポーツ コンセプト」を展示。市販予定はないとのことだが、需要はありそう。

 

ホンダ CRF250 RALLY プロトタイプ

ステージ上には、CRF250Lをベースに、ダカール・ラリー参戦マシン「CRF450 RALLY」のイメージを採り入れた「CRF250 RALLY プロトタイプ」も展示。1980年代のXL250R パリダカールの現代版か? 目下、市販を目指して開発中とのこと。デザインはほぼ確定だという。

その隣にあった 「シティ アドベンチャー コンセプト」は、NC750シリーズの750cc並列2気筒エンジンとDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を搭載したコンセプトモデル。ビッグスクーターもアドベンチャー化の兆し?

 

ホンダ City Adventure Concept

ホンダ Concept CB Type II
 

ヤマハはカラーリングで温故知新


ヤマハ XSR900

ヤマハは発売間近の「XSR900」などをベースに、往年の初期型RZ250/350風の紅白カラーや、虎柄のインターカラーなど、懐かしのカラーリングを施したモデルを多数展示。XSR900は、販売好調のMT-09をベースに、ネオクラシックな雰囲気で仕上げたもの。845ccの3気筒は110psを発揮する。

 

往年のRZ250/350風カラーのXSR900

ケニー・ロバーツのYZR500と同じインターカラー仕様のXSR900
 

スズキも独自のネオレトロ提案


スズキ SV650 RALLY CONCEPT

スズキは謎の?参考出品車「SV650 RALLY CONCEPT」を出展。グラディウス650の後継とも言うべき、ちょっと地味なSV650をベースに、カフェレーサースタイルと「1970年代の舗装路ラリーカー」をテーマにしたというネオレトロな1台。ライトカバー付きのフォグランプやカタカナの「スズキ」ロゴなどが1970年代のラリーカー風ということらしい。まとまりがいいのはさすが。アンケート用紙を配って来場者の反応をリサーチしていた。

カワサキはニンジャ

カワサキは「Ninja」シリーズの海外モデル(国内向け現行モデルとカラーリングが異なる)を多数出展してスーパースポーツ推し。「Ninja ZX-10R」の海外向けカラー「ウインター・テスト・エディション」は、WSB(世界スーパーバイク選手権)の冬季テスト時に使うカラーリングとのことで、フロントスクリーンに漢字で「冬」と書いてあった。海外では本当にこの仕様で販売されているらしい。クールジャパンの威力。

 

スズキ SV650 RALLY CONCEPT

Ninja ZX-10R(海外仕様)
 

輸入車編

新型尽くしのトライアンフ


トライアンフ ボンネビル T120

トライアンフは屋台骨のクラシックモデルがフルチェンジ。エンジンは水冷化され、排気量は1200cc(ボンネビルT120、スラクストン1200R)と900cc(ストリートツイン)の2本立てになり、T120は80psと105Nm、スラクストンRは97psと112Nm、ストリートツインは55ps、80Nmを発揮する。1200ccモデルと900ccモデルはエンジンだけでなくフレームも全くの別物とのこと。価格も約50万円以上の開きがある。

さらに今年はスピードトリプルとタイガーエクスプローラーがモデルチェンジ。「何でこんなにまとめて出すんだろ」とは某販社の弁。

 

トライアンフ スピードトリプル S

トライアンフ スラクストン 1200R
 

久々の400ccドゥカティ。XDiavelはひっそり登場


ドゥカティ スクランブラー Sixty2

「スクランブラー Sixty2」は、先に発売されている803cc(72hp)と異なり、400cc(41hp)。ドゥカティで普通二輪免許で乗れるモデルは初代モンスター以来か。ドゥカティのエントリーモデルというより、最初の“バイク”に良さそう。

ドゥカティは新型「Xディアベル」を2台展示したが、ステージ上ではなく、暗くて遠いところにひっそり。よく見えなかった……。ステージでは、オフロード志向を強めた「ムルティストラーダ 1200 エンデューロ」や新型「ハイパーモタード」シリーズをお披露目した。

 

ドゥカティ Multistrada 1200 Enduro

ドゥカティ XDiavel
 

BMWも普通二輪免許で乗れる!?


BMW G 310 R(参考出品車)

BMWは普通二輪免許で乗れる「G 310 R」を参考展示。エンジンは排気量313ccの水冷単気筒DOHC(34ps、28Nm)。シリンダー角度が一般的な前傾ではなく“後傾”になっていたり、一般とは逆の前方吸気・後方排気だったりとユニーク。車重(燃料満タン時)は158.5kgと軽い。BMW基準の最新生産設備を持つインドのTVS Motor Companyで生産される。日本導入はできれば年内に、とのこと。

 

KTMと新生ハスクバーナ


KTM 1290 SUPER DUKE GT

KTMは、昨年のミラノショーで発表した最新モデルを出展。“スーパースポーツツアラー”を謳う「1290 SUPER DUKE GT」はいかにも速そうで、デザインも相変わらずぶっ飛んでいる。

KTMブースの隣には、新生ハスクバーナのブースがあった。カジバ→MVアグスタ→BMWと渡り歩いてきたスウェーデン生まれの名門オフ車ブランドは、今やフルラインナップメーカーのKTM傘下で、よりマニアックで尖ったプレミアムブランドを目指すとのこと。その象徴の一つが会場にあった新型701 エンデューロ/スーパーモト(690デュークがベース)。

 

KTM 690 デューク

ハスクバーナ 701 スーパーモト
 

クルーザーも新型続々


モト・グッツィ V9 Bobber

モト・グッツィはアジア初公開となる「V9 Bobber」を参考出品。V7と同じVツインのOHV・2バルブだが、排気量は853ccと大きい。ライバルはスポーツスターかボンネビルか。なるはやで日本導入の予定。

 

インディアン スプリングフィールド

インディアンは1130ccの水冷Vツインモデル「スカウト」の弟分とも言える1000cc版の「スカウト・シックスティ」や、おなじみ1811cc 空冷Vツイン「サンダーストローク111」エンジンを搭載した新型「スプリングフィールド」を出展。後者はハードサドルバッグやウインドシールドを備えたツアラー仕立てで、ライバルはずばりハーレー・ダビッドソンのロードキングでしょう。

 

ヴィクトリー オクテイン

インディアンと同じ米国ポラリス傘下のヴィクトリーは、同ブランド初となる水冷エンジン搭載モデル「オクテイン(Octane)」を出展。スカウトと同系の1200cc DOHC 60度Vツインエンジン(103hp、10.1kgm)で、0-100km/h 4秒、0-400m 12秒の俊足を誇る。

 

ハーレー・ダビッドソンは相変わらず豊富なバリエーション展開。人気のフォーティエイトは安定のカッコよさ

市販車自体がカスタムモデル化しているHDだが、ブースにはビルダーが制作した本格的カスタムモデルが展示されていた。モダンアートの世界
 

■外部リンク
東京モーターサイクルショー公式HP

 
    (photo/text:丹羽圭@DAYS)


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