ダイハツとトヨタは1月17日、テリオス/キャミの後継となる新型コンパクトSUVを発売した。従来同様FRベースの本格4WDで、今回は5ナンバー幅一杯を使う。
トヨタ最小SUV
「ベストコンパクトSUV」を目指したビーゴ/ラッシュのボディサイズは、全長3995mm×全幅1695mm×全高1705mm。ホイールベースは 2580mmと先代より160mmも長く、室内空間や荷室容量(380~755L)は大幅にアップした。外観は初代RAV4やホンダHR-V(販売終了)を思わせるサイズだが、トヨタにとってはSUVラインナップの最小モデルとなる。
FRベースの本格4WD
ミニRAV4風のスタイリングは、オーバーハングの短さが印象的。フロントに縦置されるエンジンは先代1.3リッターを進化させた新開発の1.5リッター「3SZ-VE」(109ps、14.4kg-m)。フルタイム4WDシステムは、メカニカルセンターデフ(デフロック機構付き)と「ダイレクトトラクションLSD」(後輪)を持つ本格的なものだ。そこまでの悪路走破性を求めない人には、従来同様にFRモデルも用意されている。
シャシーは新開発のビルトインラダーフレーム式モノコック。エンジン縦置きによって前輪切れ角を確保し、215/65R16という大径タイヤながら最小回転半径を4.9メートルに抑えた。電子制御系の装備としては、4WD車にVSC、4WDのAT車にDAC(ダウンヒル・アシスト・コントロール)とヒルスタートアシストをオプション設定している。
企画開発からトヨタが参加
![]()
ビーゴという車名は英語の「Be」と「Go」、ラッシュは英語の「Rush(勢いよく進む)」から付けられた。先代はダイハツが開発・生産してトヨタに OEM供給していたが、新型は企画・設計段階からトヨタが参加している。販売目標はダイハツが500台、トヨタが1500台。価格は159万6000円~195万3000円。
DAYSのコメント
先代にあたるテリオスは年間3万5000台を輸出していたという。半分近くが南米、1/4が欧州、そのほか東南アジア、中近東、アフリカと、オフロードが多い地域の足となっていたわけだ。軽がベースのテリオスより少しだけ大きなサイズのクロカン四駆は、世界が望んでいたクルマといえそう。国内においても「ライバル無し(ダイハツ首脳)」と言い切られる状況。RAV4のボディサイズが大きくなってしまった現在、トヨタの販売力も加わって、意外にヒットするかもしれない。
(photo:DAYS)








