二年に一度、東京モーターショーと同じ年に開催される名古屋モーターショーが2011年12月22日(木)、ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭)にて開幕した。
第17回目の今年は、先の東京モーターショーで発表された参考出品車や最新市販車のほか、数多くの最新輸入車が出展されている。
日本車は東京モーターショーとほぼ同じ内容
会場は1号館、2号館、3号館の3ヶ所で、そのうち日本車が集まるのは3号館。トヨタ、レクサス、ダイハツ、スバル、日産、ホンダ、マツダ、スズキの主要メーカーが、規模こそ小さいものの、東京モーターショーとほぼ同じ内容で華やかなブースを展開した。
トヨタは「86(ハチロク)」や「アクア」、レクサスは新型GS、日産はEVスポーツコンセプト「Esflow(エスフロー)」、ホンダは同「EV-STER(EVスター)」や新型N BOX、スバルはBRZや新型インプレッサ、スズキはコンセプトカー「Regina(レージナ)」や新型「 スイフトスポーツ」、マツダは「CX-5」など、多くのコンセプトカーや最新市販車を出展。会場は初日から熱気に包まれた。
同じ3号館にはホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの国産バイクも出展。特にホンダ、ヤマハ、カワサキのブースは、数多くの発売予定車や最新モデルがズラリと並んでおり、見応えのある内容。ホンダブースには電動バイクコンセプト「RC-E」のほか、デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)を採用した「NC700S」「NC700X」「インテグラ」の3兄弟車、新型オフロードバイク「CRF250L」など発売前のモデルが数多く展示された。
ヤマハは「Y125 もえぎ」や「XTW250陵駆(リョーク)」といったコンセプトを名古屋にも出展。カワサキは新型「ニンジャ ZX-14R」をステージ中央に置くほか、またがることができる同モデルもフロアに用意。さらに「ニンジャ」シリーズをほぼフルラインナップで揃えるなど、力の入ったブースとなった。
アルファロメオは「ジュリエッタ」を日本初公開
輸入車が集まるのは2号館。メルセデス・ベンツ、スマート、アウディ、BMW、MINI、ジャガー、ランドローバー、ボルボ、プジョー、シトロエン、そして東京モーターショーに本格出展のなかったキャデラック、シボレー、フォード、フィアット、アルファロメオ、アバルト、マセラティなどが出展。大御所のフォルクスワーゲンが欠席となったものの、ブランド数では明らかに東京モーターショーを上回る内容となった。
輸入車はコンセプトカーこそないものの、新型車については実質的に今回がジャパンプレミアとなったアルファロメオの「ジュリエッタ」をはじめ、メルセデスの新型「Bクラス」、シトロエンの「DS5」(2012年発売予定)、すでに受注受付が始まっているレンジローバーの「イヴォーク」、デリバリーが始まったばかりのMINI 「クーペ」など、注目のモデルがそろい踏み。
またシボレーは参考出品車としてハイブリッド車の「ボルト」も展示(関係者によると「日本での発売は何年か先」とのこと)。会場には他に、EVの本格スポーツカーであるテスラ・ロードスターの姿もあった。
輸入バイクも盛りだくさん
同じ2号館には、BMWやKTMなどを除いて、輸入バイクの主要ブランドが集まった。まずは話題の高級クルーザーであるインディアンをはじめ、豊富なラインナップを誇るハーレーダビッドソンが広々としたブースでアメリカンな世界を展開。
その一方で、イタリアンバイクも勢ぞろい。F4 RRやブルターレ920を持ち込んだMVアグスタ、新型ディアベルが話題のドゥカティ、V7レーサーやグリーゾなど最新モデルを揃えたモトグッツィ、スーパースポーツのRSV4からスクーターまで全方位で展開し、日本市場で存在感を増しつつあるアプリリアなどがずらりと並んだ。
また新型タイガーやスピードトリプル、デイトナ675Rなどで新たなファンを獲得しているトライアンフも出展されている。
また丸いドーム型の1号館には、ロータス、ランチアといった名門ブランドに加えて、4輪・2輪のヴィンテージモデル、カスタムカーといった趣味性の高いブランドやブースが集まり、何でもありの楽しい雰囲気。また1号館の半分はITS関連のブースが占め、多くの企業や大学などが様々な展示を行っている。
25(日)まで開催。会場近くでは渋滞に注意
名古屋モーターショーの開催期間は12月25日(日)までの4日間で、時間は午前9時から午後6時まで。クルマで出かける場合は、伊勢湾岸自動車道の「名港中央IC」が出口になるが、開催期間中はIC手前から会場駐車場(有料)まで渋滞するので注意。なるべく朝の早い時間がおすすめだ。
あるいは公共交通機関がおすすめ。会場へは名古屋駅から、あおなみ線に乗り、「金城ふ頭駅」で下車して徒歩5分だ。







