ホンダは3代目となる新型オデッセイを2003年10月24日より発売する。高い走行性能にこだわった、気合いの入ったモデルだ。
低重心と高剛性ボディで「速い」を目指す
初代オデッセイは1994年10月に登場。3代目は「ミニバン・イノベーション」をコンセプトに、「速い」「美しい」「広い」を目指して開発。特に目立つのはホンダらしく、そしてミニバンらしくないと言える「速い」の項目で、低重心と高剛性ボディによる高い走行性能を強く訴える。エンジンは2.4リッター・DOHC i-VTECで、160psと200ps(アブソルート用)の2種類を用意。トランスミッションは主力モデルのFF車に7スピードモード付きCVTを採用した(アブソルートと4WDモデルは5速AT)。
モチーフは「ブラックパンサー」
スタイリングはまさにミニバンの既成概念を破るロー&ワイド。モチーフは何と「ブラックパンサー(黒豹)」。サイズは全長4765×全幅1800×全高1555mmで、立体駐車場に入庫可能という背の低さ(先代比-80mm)が目立つ。逆に、室内高は先代比+5mmを確保。ホイールベースの2830mmは同じ。アグレッシブなのは室内も同様で、インパネのデザインとシートは、ホンダの既存のセダン以上にスポーティで大胆と言える。
電動サードシートを用意
サードシートはスイッチを押し続けるだけで格納/展開が可能になったのが画期的。最近、新型車に装備されることが多いAFS(アダプティブ・フロントライティングシステム:光軸可変システム付きヘッドライト)も設定された。 ホンダ伝統のデュアルポンプシステムを使ったリアルタイム4WDは、新たにカム機構とクラッチを追加してレスポンスを向上させたという。
目標台数は5000台/月。価格はベース車のSが220万円。主力のMおよびLがそれぞれ230万円と275万円。アブソルートが260万円。4WDはプラス22万円。
デイズのコメント
低重心による走りへの徹底的なこだわりはホンダならでは。モーターショーに出てくる大型ミニバンとの住み分けができたがゆえのものだろう。インテリジェント・ハイウェイクルーズコントロールやプリクラッシュセーフティ、さらにはプローブカー機能(渋滞情報や位置情報、天候などのリアルタイムの情報を収集する機能)を持たせたインターナビプレミアムクラブなど、インテリジェント装備も満載。
ただしパワステが油圧のため、レーンキープアシストシステムは搭載できていない。素人的に感動するのは電動格納サードシート。これ、絶対便利です。








