名称復活。個性的なデザインとスバルらしいメカで勝負
富士重工業は2003年12月8日、新型軽乗用車のスバルR2(アールツー)を発売した。
R2と言えば、40代以上の人は69年発売の軽自動車「R-2」(ハイフンあり)を思い浮かべるはず。かつてのR-2は「てんとう虫」の愛称で知られた名車スバル360の後継車として登場した、リアエンジンの軽自動車だった。
名称が久々に復活したR2で何より目を引くのがエクステリアデザイン。富士重工らしく航空機のモチーフに採り入れた「スプレッドウィングスグリル」や絞り込みの強いスタイルが個性的。「広さの追求から解き放たれた」とスバルは資料で説明する。サイズは全高1520~1525mmとプレオ(1550~1580mm)から少し低くなった。ホイールベースは2360mmと、プレオ(2310~2315mm)よりぐっと長い。
直4+CVTは従来の改良版
駆動方式は前輪駆動もしくは4WD。エンジンも従来と同じ直列4気筒エンジン「EN07」の発展改良版。自然吸気DOHCエンジン(54ps、6.4kgm)搭載車は「力強く、スムーズな走り」(資料)と24.0km/リッターの低燃費を実現(2WDのCVT車)したという。他に自然吸気SOHCエンジン(46ps、5.9kgm)と、パワフルなDOHCスーパーチャージャーエンジン(64ps、10.5kgm)の計3種類をラインナップした。
オートマチック車はCVT(無段変速)の「i-CVT」を採用。スーパーチャージャーエンジン搭載車は、7速マニュアルモード「スポーツシフト」も備える。NAエンジン車には5速マニュアルも用意。シャシーはスバル伝統の4輪独立懸架式を引き続き採用。スバルらしく全車にビスカス式フルタイムAWD(=4WD)を用意する。
販売目標は月間8000台。価格は自然吸気SOHCの「i」が86~101万円、自然吸気DOHCの「R」が107~122万円、スーパーチャージャーの「S」が130~140万円(いずれも4WD含む)。








