日産は2003年1月16日、新型スカイラインクーペを発表し、5速AT車を同日発売した。6速MT車は2月6日に発売する。
またの名はG35スポーツクーペ
今回のモデルは『「スカイラインクーペ」のフルモデルチェンジ』とされているが、実際のところ、それは北米で昨年11月に発売された「インフィニティG35スポーツクーペ」そのもの。「スタイリッシュ&パフォーマンス」、すなわち「デザインと性能」をコンセプトに、「プレミアムスポーツクーペ」らしい洗練された外観とスポーティな走行性能を誇る。リアにはいちおう伝統の? 丸型テールレンズが復活している。
言わば「Z」の4シーター版
シャーシは現行スカイラインセダンや「Z」と同じFMプラットフォームを採用。ホイールベースを200mm切り詰めたZと異なり、クーペはセダンと同じ2850mmと長い。ただし見た目に間延び感はなく、ロングホイールベースのおかげで実用的な後席スペースを確保している。サイズは4640×1815×1395mmとアメリカ的におおらかだ。重量は1530kg(AT、MT共通)と。主に豪華装備の分だけ「Z」より100kg弱重い。
パワートレインもZ譲り
エンジンもZと同じV型6気筒NAのVQ35DE(280ps、37.0kgm)のみ。同様に6速MTもしくは5速ATを介して後輪を駆動。ほかにZとの共有パーツは足回り、マフラーなど。「だからチューニングパーツには困りません」(開発スタッフ)とのこと。セダンの350GT-8に設定のあるエクストロイドCVTは用意されない。
新型Zが絶好調な北米日産だが、G35スポーツクーペはG35セダンとともに高い評価を得ており、セールスも好調なようだ。目標販売台数の1万6500台/年という数字は、Z同様に「グローバル」(日本&北米)の目標として掲げられる。北米でのライバルはBMW・3シリーズクーペ(330Ciあたり)だ。価格は325~356万円(5速AT&6速MT。全車3.5リッター)。
DAYSのコメント
ドアはかつてのハードトップを思い起こさせるサッシュレス。テレビCMもハコスカやケンメリの古いフィルムを挿入したりして、メインターゲットたる40代の心と財布を揺るがすクルマとなっている。FMパッケージの使い回しではあるが、スタイリングはすばらしい。セダンにいまいち食指が動かなかった人も、このかっこよさは受け入れられるはず。Zとの差は「+2」のシートだけでなく、ハレでもケでも乗れる、使えるということ。これは、ミニバンのある家庭のセカンドカー(というか、こちらがファーストカーか)にはピッタリだ。
(写真:DAYS)








