トヨタ自動車は、2004年11月3日(水・祝)~11月7日(日)まで幕張メッセで一般公開する「第38回東京モーターショー -働くくるまと福祉車両-(2004年)」に参考出品車6台など計17台のクルマを出展する。
ポルテベースの「ウエルキャブコンセプト」も
注目は、発売されたばかりの助手席スライドドア車「ポルテ」を使った「ウェルキャブ・コンセプト」。ヒンジドアだった運転席ドアをスライドドアにして、運転席も介助なしで車いすのまま乗降可能とし、身体の不自由な人が自分で運転可能とした。つまり体が不自由でも「自由で快適な移動」が出来るクルマを目指している。
大開口電動スライドドアは、左右両側に設定。運転席は専用車いすのまま、電動リフトによって乗降する。一方、助手席は車いすとしても使える脱着タイプの電動リフトアップシートを採用、同じく電動リフトによってスムーズな乗降を実現したという。操作は全てワイヤレスリモコンによって可能だ。

こちらは市販されている通常のポルテ
運転操作は、電子式フレンドマチックによってブレーキ、アクセル、パワーステアリングなどの操作荷重を軽減し、各種スイッチ類の集中・適正配置によって運転のしやすさを追求。この「Welcab concept」のボディサイズは全長3990×全幅1690×全高1720mmとポルテと変わらず、乗車定員も同じく5名となっている。
実現性は高いものの、参考出品車ということで発売の予定はないようだが、使用頻度の高い運転席側ドアが電動スライドドアになれば障害のない人にも使いやすいはず。それこそ真のユニバーサルデザイン(誰にでも使いやすいデザイン)と言えるだろう。「両側スライドドア版のポルテ」ともども、市販化を期待したいモデルだ。
そのほか、多機能な移動スタジオとして使える新型ハイエース「サウンド・サテライト」や、カート2台を積載してレース観戦も可能な新型レジアスエース「マイ・カート・ファクトリー」といった参考出品車がトヨタブースの見所だ。








