メルセデス・ベンツ C220d アバンギャルド新車試乗記(第779回)
Mercedes-Benz C220d Avantgarde
(2.2L 直4ターボディーゼル・9速AT・559万円~)
2016年01月29日
キャラクター&開発コンセプト
2014年秋に追加された直4クリーンディーゼル車
2013年12月に発表、日本では2014年7月11日に発売されたメルセデス・ベンツの新型Cクラス(W205型)。今回試乗したのは、日本では2015年9月28日に追加設定されたクリーンディーゼル車「C220d」。同ブランドの既存クリーンディーゼル車同様、排ガスに尿素水溶液「AdBlue(アドブルー)」を噴射し、化学反応(還元作用)によって、NOx(窒素酸化物)を削減する尿素SCRシステム「BlueTEC」を採用したモデルだ。
エンジンはピエゾインジェクターや2ステージターボチャージャーを採用した2.2L 直列4気筒ディーゼル。最高出力170ps、最大トルク400Nm(40.8kgm)を発揮する。
なお、このエンジンは、基本的には2015年3月に導入されたE220 BlueTEC、CLS 220 BlueTEC (CLS220d)、そして2015年8月に導入されたSクラスのディーゼルハイブリッド車、S300hと同型のエンジンになる(最高出力などの諸元は異なる)。
9速ATを新採用
トランスミッションはCクラスで初採用となった9速AT「9G-TRONIC」(他のCクラスは2016年1月現在、まだ7速AT)。ホンダやトヨタは10速ATの投入を発表しているが、今のところ市販車では最も段数の多いトルコンAT(ステップAT)の一つで、CLSやSクラスクーペにも搭載されている。
JC08モード燃費はセダンで20.3km/L、ステーションワゴンで19.6km/Lを達成し、2.0L 直4ガソリンターボのC200(セダン、ワゴン共に16.5km/L)を2割以上、上回っている。
・外部リンク
メルセデス・ベンツ日本>ニュースリリース>クリーンディーゼル「C 220 d」を追加(2015年9月28日、PDFファイル)
価格帯&グレード展開
220dのセダンは559万円~、ワゴンは595万円~
Cクラスの超ワイドなモデルレンジの中で、C220dは価格や出力面でちょうど真ん中あたりに位置する。2016年1月現在のラインナップは、以下の通り。2015年12月には、2.0L ガソリンターボのプラグインハイブリッド車「C350e」が追加されている。
なお、海外には1.6Lディーゼルの「C200d」のほか、2.2Lディーゼルの204ps/500Nm仕様「C250d」、2.2Lディーゼルハイブリッドの「C300h」がある。
【Cクラス セダン】
・C180 / C180 Avantgarde
427万円 / 476万円
・C200 Avantgarde 534万円
・C220d Avantgarde 559万円
※今回の試乗車
・C250 Sport 657万円
・C350e Avantgarde 707万円
・C450 AMG 4MATIC 863万円
・Mercedes-AMG C63 1195万円
・Mercedes-AMG C63S 1325万円
【Cクラス ステーションワゴン】
・C180 / C180 Avantgarde / C180 Sport
451万円 / 539万円 / 584万円
・C200 Avantgarde / C200 Sport
570万円 / 616~654万円
・C220d Avantgarde / C220d Sport
595万円 / 641~679万円
・C250 Sport 738万円
・C350e Avantgarde 782万円
・C450 AMG 4MATIC 943万円
・Mercedes-AMG C63 1275万円
・Mercedes-AMG C63S 1405万円
パッケージング&スタイル
外観はガソリン車と変わらず
現行Cクラスの試乗記は昨年10月のC180に続いて2度目なので、簡単に触れる。
ボディサイズは全長4690mm(試乗したAMGラインは4715mm)×全幅1810mm×全高1435mm(AMGラインは1430mm)、ホイールベース2840mm。ロングノーズ、ショートデッキで、特にトランクの短さが際立つ。ディーゼルかどうかを見分けるには、リアのバッジを見るか、エンジンの音を聞くしかない。
全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | WB(mm) | 最小回転 半径(m) |
|
BMW 3シリーズ(2012~) | 4625 | 1800 | 1440 | 2810 | 5.4 |
レクサス IS(2013~) | 4665 | 1810 | 1430~1460 | 2800 | 5.2 |
ジャガー XE (2015~) | 4680 | 1850 | 1415 | 2835 | 5.5 |
メルセデス・ベンツ Cクラス (W205型、2014~) | 4690~4715 | 1810 | 1430~1445 | 2840 | 5.1~5.3 |
アウディ A4 (B9型、2016~) | 4730 | 1840 | 1430 | 2820 | - |
トヨタ クラウン (2012~) | 4895 | 1800 | 1450~1460 | 2850 | 5.2 |
インテリア&ラゲッジスペース
装備充実。空間はややタイト
写真はオプションの「レザーエクスクルーシブ」および「AMGライン」装着車で、レザースポーツシート、レザーARTICOダッシュボード、ブラックアッシュウッドインテリアトリム、AMGスポーツステアリング等を標準装備する。
先回試乗したSクラスと比べると、当然ながら全体にタイトで、天井は低く、センタートンネルの張り出しは大きめ(ふくらはぎでホールドはしやすい)。8.4インチ ワイドディスプレイ、タッチパッド付のCOMANDコントローラー、パドルシフト、7エアバッグを全車標準する。
後席フットルームは十分に広いが、背もたれは少々立ち気味で正しい姿勢が求められる。乗り込む際は頭をかがめる必要があり、このあたりが気になるなら、ワゴンを選んだほうが良さそう。
基本性能&ドライブフィール
2.2Lクリーンディーゼルを搭載
試乗したのは220d セダン アバンギャルド(559万円)のAMGライン(35万7000円)装着車。
2.2L(2142cc)の直4ディーゼルターボエンジンは、最高出力170ps/3000-4200rpm、最大トルク400Nm (40.8kgm)/1400-2800rpmを発揮。車重は1650~1730kg(試乗車は1690kg)なので、パワーウエイトレシオは約10kg/psに過ぎないが、トルクは排気量4L並みと十二分だ。
エンジンを始動すれば、ゴロゴロ…と例のディーゼルサウンドが響く。ガラガラと書くほど騒々しくはなく、車内の微振動もよく抑えられているが、メルセデスだからと言って際立って静かなわけではない。
1速のギア比が低いせいか、発進はスムーズで素早く、ディーゼルターボにありがちな極低回転域の弱さを感じさせない。すかさず2速、3速、4速へとシフトアップし、1400~2000rpm前後のトルクバンドを維持しながら、滑らかなに速度を乗せていくところはステップ比の小さい9速ATならではだろう。
エンジン特性はエコ、コンフォート、スポーツ、スポーツ+(プラス)と4段階あり、さらに個別でサスペンション設定やステアリング特性などを設定できるインディビジュアルもある。エコモードでもパワーは十分だが、減速時に燃料噴射を出来る限り長く止めるためだろう、律儀にシフトダウンしてエンジンブレーキを効かせるのが気になるなら、コンフォートがいい。スポーツやスポーツ+は高回転を保とうとする傾向が強く、少なくとも公道ではあまり必要を感じない。
ちなみにS300hの0-100km/h加速は7.6秒だったが、このC220dはUK仕様(7速AT)で7.4秒。最新の9速ATなら、もうコンマ1秒か2秒速いかもしれない。車重が軽い分、加速性能はハイブリッドのS300hと同等になっている。体感上はそこまで速いとは思わなかったが、言われみればそうかな、という感じ。
普通に走る分にはコンフォートで十分
走行中、エンジン音は皆無ではなく、ディーゼルエンジンの「ズズズズ…」という音は聞こえてくる。S300hほどの静粛性はないが、それは比べる相手が悪いというものか。
乗り心地は、AMGラインに含まれるAIRMATICアジリティパッケージもおかげもあって、基本的には悪くない。AMGラインの場合、タイヤは前後18インチのMOExtended(ランフラット特性タイヤ)になるが、ゴツゴツ感や突き上げ感は一切ない。スイッチでコンフォートを選べばソフトに(高速域では凹凸で上下動が大きくなる)、スポーツやスポーツ+では硬めになる(街乗りではスポーティ過ぎる感じ)。普通に走る分にはコンフォート設定で十分。
ハンドリングはなかなかいい。C220dの前後重量配分は55:45と少しフロントヘビーで、タイトコーナーではフロントが外に逃げがちだが、反応はシャープ&クイック。ディーゼルエンジンのFRスポーツというものがあれば、これかと想像させる。図太いトルクにモノを言わせながらハンドリングを純粋に楽しむ、という世界を垣間見れる。
100km/h超で9速トップに
高速巡行ではいわゆるACC、メルセデス言うところのディストロニックプラス(ステアリングアシスト付)で追従走行が可能。この手の装備は、もはや高速道路ヘビーユーザーには必需品だろう。
Dレンジだと、100km/h巡行でも9速トップには入らず、8速のままでエンジン回転数は約1450rpm。パドルシフトで9速トップにシフトアップすれば、エンジン回転数は約1200rpmにドロップするが、微振動が出てしまう。110km/hまで出せば9速トップに入って約1300rpm、120km/hで約1450rpmといったところか。日本では出番が少なそうな9速トップだが、ハイスピード域では燃費や静粛性の点でかなり有用だと思われる。最高速はUK仕様の6MTおよび7ATで233km/h。9ATでもトップギアはオーバードライブだから、最高速はたぶん変わらないだろう。
試乗燃費は12.6~17.5km/L。JC08モードは20.3km/L(セダン)
今回はトータルで約240kmを試乗。参考ながら試乗燃費は、いつものように一般道と高速道路を走った区間(約80km)が13.2km/L。一般道を大人しく走った区間(約30km×2回)が12.6km/L、13.1km/L、主に高速道路を走った区間(約40km)は17.5km/Lだった。一般道よりも高速道路を走った時の方が、明らかに燃費はいい。
燃料タンク容量はガソリン車と同じ66L。JC08モード燃費はセダンが20.3km/L、ワゴンが19.6km/L。高速巡行だけなら、無給油で確実に1000km以上走るだろう。満タン時には、オンボード上に航続可能距離900kmと表示された。
なお、この日給油したガソリンスタンドでは、ハイオクが115円、レギュラーが104円、軽油が87円だった。ハイオクより約25%、レギュラーより約16%安いことになる。
ここがイイ
パワートレインの全方位戦略
ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドと、3つの新世代パワートレインを揃えたメルセデス・ベンツの全方位戦略。Cクラス一つとっても、1.6Lガソリンターボ、2.0Lガソリンターボ(184ps版と211ps版)、2.2Lディーゼルターボ、2.0Lガソリンターボのプラグインハイブリッド、3.0L V6ツインターボ、4.0L V8ツインターボと、7種類のパワートレインを用意している。そしてメルセデス・ベンツ全体でも、モデルラインナップは多種多様で、とにかくスキがない。
ここがダメ
ディーゼル特有の音振。重厚感の薄さ。グリル
ディーゼルエンジンの仕上がりは期待通りだが、できればエンジン音はもう少し抑えたいところ。欲を言うなら、ハイブリッド車のS300hくらい静かでスムーズだったら、ディーゼル嫌いの人でも欲しくなると思う。Cクラスと言えど600万円を超える高級車なので、本国にはあるディーゼルハイブリッドのC300dでライバル車を圧倒するという手もありかなと思う。
実用上なんら問題はないが、このC220dでも高速域ではメルセデスらしい重厚感や安定感が物足りなく思えた。Sクラスと比べるわけではなく、例えばCクラスでも初代には、メルセデスらしい独特の重厚感があったと思う。「アジリティ」がコンセプトなので、それも確信犯だと思うが、昔からのユーザーがどう感じるのか聞いてみたい。
本国のCクラスには昔ながらの格子グリル&ボンネットマスコット付(先代でいうところの「エレガンス」仕様)もあるが、日本ではセダンで限定販売されたくらいで(C200 エクスクルーシブライン リミテッド)、カタログモデルにはない。ワゴンも含めて日本でもカタログモデルで格子グリル付があったら、と思う。
総合評価
新幹線よりベンツの方がお得
2016年2月13日15時に、いよいよ新東名高速道路・浜松いなさJCT~豊田東JCT間55kmが開通する。予定より一年遅れたが、この道路はトヨタ自動車を始めとした、中部地方に在住する企業や人にとっては念願の高速道路だ。これまで愛知県三河エリアで慢性的な自然渋滞に悩まされていた東名高速道路のバイパスとなり、これによって東京方面へスムーズに移動できるからだ。これで30分、とは言わないが20分くらいは所要時間が短縮できるはず。開通により愛知県内の高速道路で起きる自然渋滞は、ほぼ解消されると言ってもいい。
もはや30年近く前になってしまうが、日本の自動車が飛躍的に進化したことを証明した年、それが1989年だった。その頃、トヨタ幹部(故豊田英二さんや故磯村巌さんあたりだったような気がする)が「新しい高速道路さえできれば、うちのクルマなら東京まで2時間でいける」と言っていたのを思い出す。 あのころ考えられていた新東名は、150km/hで走れる道だったので、東京まで2時間と言ったのだったが、それから長い時を経て、ついに実現した高規格道路で、その速度が実現されないことを草葉の陰でお怒りの方は少なくないはずだ。
かように高速走行性能は当時のクルマでも十分あったのだが、今のクルマで特に大きく進化したのは安全性能や燃費性能だろう。特に燃費性能は、トヨタのハイブリッド車なら当時の倍以上に向上しているはず。その意味では走行性能というより、燃費性能(環境性能)こそが、この30年間のクルマの大きな進化と言える。また、ガソリン価格はこのところ大きく下がって当時と変わらないくらいだから、走行距離に対しての燃料費は実質的に大幅ダウン、大デフレ状態でもある。しかしまあ、そんな地味っぽい進化では、クルマが売れなくなるのも仕方ないのかもしれない。
さて、現行Cクラスの試乗燃費は、今回のC220dが13.2km/Lで、1年ほど前に乗った1.6L ガソリンターボのC180は10.3km/Lだった。安くなっているガソリンや軽油だが、それでも先日の価格ではハイオクが115円、軽油が87円と種類によって大きな差がある。東京・名古屋間の約330kmを走るとすると、計算上では2175円と3685円となり、C180の燃料費はC220dの1.5倍になる。とはいえ、初代Cクラスならせいぜい8km/L程度しか走らなかったものだから、ガソリン車でも2割ほど良くなっているわけだが。
これを見ると、やはりディーゼル車の経済性は素晴らしいと思えてくる。東京までわずか2175円で行けるのだ。ちなみに東京-名古屋間の高速道路料金は割引なしで7110円だから、C220dなら合計9285円となり、首都高720円ほどを入れても、新幹線で行くより安い。ベンツで東京まで行っても新幹線よりお値打ちとは! しかも、淡々と高速巡航すれば燃費はもっとよくなるから、よりお得になる。
新東名の新たな開通により渋滞がなくなれば、計算上は3時間ちょっとで名古屋から東京までクルマで行ける。今後、新東名の制限速度が150km/hとは言わず、せめて120km/hになれば、さらに時短して、2時間半ほど。新幹線でも名古屋から世田谷界隈まで行くには、品川駅から乗り換えたりしていると2時間以上かかるから、クルマとけっこういい勝負だ。またクルマは1人乗っても2人乗っても費用面ではあまり変わらないから、1人あたりの経済性では、特にC220dであれば完勝になる。
これを元に「新幹線よりお得なベンツ、C220d」、そんなキャッチフレーズでテレビCMでも打てば、世の中びっくりして、最近のクルマの凄さに気付くかもしれない。そしてそれくらいやれば、クルマへの無関心も少しは変わるのでは。毎年恒例「新成人のカーライフ意識調査2016年(ソニー損保調べ)」では、クルマ離れを自認している新成人が4割強いる反面、自分はクルマ離れにあてはまらないと考える新成人も3人に1人いるということで、都市部の新成人では「クルマへの興味」や「憧れ」が回復傾向にあるという。しかし最大の問題は、クルマを所有する経済的な余裕がないと72.2%もの新成人が言っていること。この点では景気回復とはとても思えない。
高性能で安全で低燃費のクルマは出来たが
C180の試乗記では、クリーンディーゼルが載ったCクラスワゴンがあったら、と書いたが、それがついに日本市場にも登場した。やはりこのクラスは、デザイン的にも実用面でも、そして昔風に言えばプレミアム感でも、やっぱりワゴン人気が高い。C220dの場合、セダンの36万円アップでワゴンが手に入る。ただ残念なのは、おとなしい格子グリルこそワゴンに似合うということ。クーペじゃないのだから、大きなスリーポインテッドスターはどうかと思う。メルセデス・ベンツ日本には、ぜひ格子グリルのワゴンを購入できる手立てを講じてもらいたいものだ。
ということで、理想のクルマがいよいよキター、と言いたいが、ここがダメにも書いたように音や振動はもうちょっと抑えてもらいたいと思う。経済面では圧倒的にディーゼルがいいのだが、やはりメルセデス・ベンツに乗るのであれば、高級な乗り味を楽しみたいと思う。
価格はセダンの場合、C220dアバンギャルド(559万円)は、C180アバンギャルド(476万円)より83万円高いが、ディーゼル車はエコカー減税で初年度20万円程度は安くなるはずなので、実質的な差は60万円ほど。月平均1000km走行だと、価格差を取り戻すには計算上は10年ほどかかりそうだが、C200アバンギャルド(534万円)が相手なら、C220dの方が走った分だけお得になる。
また、現在の燃料価格は正に底値とも言える安値なので、今後は上がる可能性が高い。そうすると上記の計算も大きく変わってくるだろう。世の中はこれまでヒステリックにディーゼルに厳しかったが、クリーンディーゼルがやっと出揃ってきて、燃費のいいディーゼルは少なくともCO2排出量は少ないという考えが人々に浸透しつつある。がんがん走りこむ人なら、あるいは今後、燃料価格がどんどん高騰していくと予測するなら、ディーゼル車の魅力はぐっと高まっていくわけだ。
そういえば1989年当時は、高速道路はやがて無料になると考えられていた。今やその話はすっかりないことにされてしまっているが、それも草葉の陰の人たちは嘆いているに違いない。150km/hで走れる無料高速道路が整備され、そこを高性能で安全で低燃費のクルマが走ることで、移動の自由が担保され、産業は活性化し、強く美しい日本が作られていく。そんな明るい未来のモーターリゼーションを夢見てクルマを開発してきた人達の思いは、ついに実現することはないのだろうか。
試乗車スペック
メルセデス・ベンツ C220d アバンギャルド
(2.2L 直4ターボディーゼル・9速AT・559万円~)
●初年度登録:2015年10月
●形式:LDA-205004
●全長4715mm×全幅1810mm×全高1430mm
●ホイールベース:2840mm
●最低地上高:115mm
●最小回転半径:5.1m
●車重(車検証記載値):1690kg(930+760)
●乗車定員:5名
●エンジン型式:651
●排気量・エンジン種類:2142cc・直列4気筒DOHC・4バルブ・ディーゼル・ターボ・縦置
●ボア×ストローク:83.0×99.0mm
●圧縮比:16.2
●最高出力:125kW(170ps)/3000-4200rpm
●最大トルク:400Nm (40.8kgm)/1400-2800rpm
●カムシャフト駆動:タイミングチェーン
●使用燃料/容量:軽油/66L
●トランスミッション:9速AT
●JC08モード燃費:20.3km/L
●駆動方式:後輪駆動(FR)
●サスペンション形式(前):-
●サスペンション型式(後):-
●タイヤ:前 225/45R18、後 245/40R18(Michelin Pilot Primacy 3 ※Made in Italy)
●試乗車価格(概算):678万9000円
※オプション:レザーエクスクルーシブパッケージ(パークトロニック、ヘッドアップディスプレイ、本革シートなど) 65万3000円、AMGライン(AMGスタイリングパッケージ、18インチAMG 5スポークアルミホイール、Mercedes-Benzロゴ付ブレーキキャリパー、レザーARTICOダッシュボード、ブラックアッシュウッドインテリアトリム、AIRMATICアジリティパッケージなど) 35万7000円、スペシャルメタリックペイント(ダイヤモンドホワイト) 18万9000円
●ボディカラー:ダイヤモンドホワイト
●試乗距離:約250km
●試乗日:2016年1月
●車両協力:メルセデス・ベンツ名古屋南・名古屋北