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トヨタ、「アベンシス」を発売

カテゴリ:新車 / 2003年10月06日

 
 

トヨタ自動車は2003年10月6日、英国トヨタで生産される中型セダン/ワゴン「アベンシス」を輸入し、日本で発売した。

欧州流トヨタ車

アベンシスは「欧州車を超えるトヨタの欧州車」をテーマに、欧州市場におけるトヨタのフラッグシップとして専用開発したモデル。特徴は欧州風のスタイルとパッケージング、欧州仕様そのままの走行性能、EuroNCAP(外部機関による欧州の衝突安全テスト)で5つ星の安全性など。もちろん、イギリス製ながらもトヨタならではクオリティも強力なセールスポイントとなる。

駆動系は全車2.0リッター4気筒直噴「D-4」エンジン(1AZ-FSE、155ps。19.6kgm)と4速ATとの組み合わせ。欧州と異なり、日本仕様には4WDを用意。サイズはセダンが全長4630×全幅1760×全高1480mm。ワゴンが全長4700×全幅1760×全高1525mm(いずれも2WDで)。欧州の中型セダンクラスとして、ごくスタンダードな大きさとなる。デザインはヴィッツと同じくフランス・ニースにあるトヨタのデザインセンター「EDスクエア」(Toyota Europe Design Development)が担当した。

英国製を日本に輸入

欧州ではすでに今年2003年3月に発売済み。97年に現地で発売された初代アベンシスは累計約60万台の主力モデルであり、今回のモデルは2代目となる。アベンシス(AVENSIS)はフランス語の「AVANCER(前に進む)」からの造語とのこと。生産は英国のTMUK(Toyota Motor Manufacturing (UK)Ltd.)が行い、オプション等の架装は愛知県の田原工場で行う。使用部品の80%以上を欧州で調達するという。

日本導入は、基本的には国内において5%ほどある輸入車マーケットへの参入が狙い。「今までトヨタ車に目を向けなかったお客さまに乗っていただきたい」(岩月副社長)。ライバルは輸入車ならVWパサート、プジョー406、国産車ではホンダ・アコード、マツダ・アテンザといったところか。

販売目標は2000台/月。価格はセダンが220〜275万円、ワゴンが237〜290万円(いずれも4WD含む)。

デイズのコメント

トヨタが輸入車ファンをも取り込もうという戦略車。足回りは欧州仕様のままで、シートも固い。ライバルはプジョー406やパサートになるが、プレミアム路線はとっておらず、欧州大衆車をそのまま日本へ持ってきた、というクルマだ。発表会で見る限り、米国製のトヨタ車よりクォリティは高く感じられた。販売的にはビスタの後継車に位置づけられる。