Published by DAYS since 1997 from Nagoya,Japan. 名古屋から全国に発信する新車試乗記や不定期コラム、クルマ情報サイト

ホーム > MOTOR DAYS ピックアップニュース > トヨタ、新型エスティマを発売

トヨタ、新型エスティマを発売

カテゴリ:新車 / 2006年01月16日

 
 

トヨタはエスティマをフルモデルチェンジして1月16日に発売した。ミッドシップからFF車へと大きく変化した先代だが、今回の3代目はキープコンセプトの改良進化型だ。

キープコンセプトだが、メカニズムは一新

1990年に革新的なミッドシップレイアウトで登場した初代エスティマ。2000年発売の2代目は一般的なFFシャシーを採用してベストセラー車となった。今回の3代目はスタイル重視のミニバンというコンセプトを継承。一方で、プラットフォームやサスペンションを一新し、さらに電動サードシートや、天井パネルを振動板とする「パノラミック・スーパーライブ・サウンドシステム」を新採用。その他「プリクラッシュ・セーフティシステム」など、トヨタが持つ既存の先端技術のほぼ全てが投入された。

少し低く、少し胴長に

ボディサイズ(先代比)は全長4795mm(+15)×全幅1800mm(+10)×全高1730mm(-40)、ホイールベースは2950mm(+ 50)。従来のサイズを維持しながら、少し低く、少し胴長になった。注目は、新開発のリアサス(従来同様のトーションビーム式)とスペアタイヤの移設(4WDはスペアレス)によって、サードシートの床下収納スペースを確保したこと。操作は手動ないし電動。先代は座面を跳ね上げてスライドさせる機能のみだったから、ここは大きな進化だ。

3.5リッターV6+6ATを新採用

3.5リッター車には、レクサスIS/GS350やクラウンアスリートのデチューン版であり、先頃マイナーチェンジしたハリアーのものに近い新開発のV6 エンジン「2GR-FE」(280ps、35.1kg-m)を採用。2.4リッター車には、従来の直4「2AZ-FE」の改良版(170ps、 22.8kg-m)を搭載した。前者にはトヨタのFF車で初の6ATが、後者には7速MTモード付きCVTがセットになる。

価格は266万7000円~

全車スマーキー標準装備で、価格は2.4リッター車が266万7000円~321万円、3.5リッター車が321万3000円~367万5000円。販売目標は月間7000台。生産はトヨタ車体・富士松工場のほか、5月からトヨタ自動車・元町工場でも生産する予定。またハイブリッド車は今夏に発売予定。輸出先はアジア、中近東、オーストラリア等を予定するが、(従来は投入されていた)欧州への輸出計画はない。

DAYSのコメント

好評なコンセプトやスタイリングはキープしたまま、まったく新しいプラットフォーム、新しい3.5リッターV6と6速AT、インテリジェントパーキングアシストを含めたほぼ全てのITS機能、電動サードシートに天井フラットスピーカーなど、ありとあらゆる「新しい」を一台に詰め込んだ現代の「大衆車」だ。走りの良さまでアピールできるから売れること間違いなし。「世の中の4台に1台はミニバン」という状況を、「3台に1台」へと変えるかもしれないクルマだ。

(photo:DAYS)