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トヨタ、新型レクサス「NX」を発表

カテゴリ:新車 / 2014年07月29日

 
 

トヨタ自動車は2014年7月29日、レクサスブランドの新型車「NX」を発表した。中部地区での発表会が行われたミッドランドスクエア(名古屋市中村区)からリポート。

RXより一回り小さい高級コンパクトSUV

レクサス初のプレミアムコンパクトSUVとなる「NX」。その原型となるコンセプトカー「LF-NXハイブリッド」が登場したのは2013年のフランクフルトモーターショーで、同年の東京モーターショーでは2.0リッターターボエンジンの搭載を想定した「LF-NX ターボコンセプト」としてお披露目された。市販車としては2014年4月の北京モーターショーでワールドデビュー。レクサスのクロスオーバーSUVとしては、RXに続くモデルとなる。

開発コンセプトは「プレミアム アーバン スポーツギア」で、都市に似合うスポーティでカッコいい高級SUVといったところ。見どころは大胆な形状のブリスターフェンダーを持ったエクステリアデザインで、フロントには片側3灯のフルLEDヘッドランプやレクサス共通のスピンドルグリルが採用されている。現行ISの流れを汲むものだが、SUVとしてはかなりアグレッシブなデザインだ。

 

ボディサイズは全長4630mm×全幅1845mm×全高1645mmと、RX(4770×1885×1690mm)より一回り小さい。また、ベースを同じくする現行ハリアー(4720×1835×1690mm)と比べても、ショート&ローとなる。ホイールベースはRX(2740mm)より80mm短く、ハリアーと同じ2660mm。

なお、インテリアに関しては、タッチパッドでポインターを動かす新型リモートタッチが採用されている。

レクサス初の2リッター直4ターボを採用


NX200tの2リッター直4ターボ「8AR-FTS型」

パワートレーンは、レクサス初の2リッター直4ターボ「8AR-FTS型」(238ps、35.7kgm)+6ATと、現行ハリアーにも搭載されている2.5リッター直4「2AR-FXE型」+モーターのハイブリッド(システム出力は197ps)の2種類。ターボ車の方は「NX200t」、ハイブリッドは「NX300h」と呼ばれる。

注目はやはり新開発のターボエンジンで、ツインスクロールターボチャージャーに直噴およびポート噴射を組み合わせた燃料噴射システム「D-4ST」、そして水冷エキゾーストマニホールド一体シリンダーヘッド、オットーサイクルからアトキンソンサイクルへの切り替えも可能にするデュアルVVT-iWなど、新技術を数多く投入している。ボアピッチこそ既存の直4エンジンと同じだが、ブロックからすべて新開発。トヨタにとってはガソリンエンジンでは初の直噴ターボであり、そして久々のターボエンジンとなる。

 

NX300hの2.5リッター直4「2AR-FXE型」

駆動方式はターボ車とハイブリッド車共に、FFとAWD(後者は後輪をモーターのみで駆動するE-Four)を用意している。

JC08モード燃費は、ターボ車が12.4km/L(AWD)~12.8km/L(FF)、ハイブリッド車は19.8km/L(AWD)~21.0km/L(FF)。

ターボ車は428万円から、ハイブリッド車は492万円から

 

価格はNX200tが428万円~518万円。ハイブリッド車はそれより64万円高い492万円~582万円。プリクラッシュセーフティシステム+全車速追従機能付レーダークルーズコントロール(アイドリングストップとの連携機能付)は全車オプションだが、価格は6万4800円に抑えられている。

生産はトヨタ自動車九州の宮田工場で、月販目標台数は700台。すでに6000台ほどの受注があり、ターボ車とハイブリッド車の比率は当初の想定通り、半々とのこと。

ライバル車には、アウディ Q3、Q5、BMW X3、メルセデス・ベンツ GLAなどを想定している。

デイズのコメント


短時間ではあるが、NX200tに試乗出来た。他社のターボ車にない独特の軽快な加速感が印象的。ボディがコンパクトに感じられ、街中でも乗りやすい

ついにトヨタからも、2リッターターボエンジンが登場。いよいよトヨタも過給によるダウンサイジングの流れに抗えないということだろう。また、先行受注でガソリン車が半数というのは、いくら燃費がいいとはいえ、ユーザーもハイブリッド車の「あの走行フィール」にちょっと飽きが来ているということの証左ではないだろうか。