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トヨタ、ヴィッツをマイナーチェンジ

カテゴリ:新車 / 2014年04月21日

 
 

トヨタは2014年4月21日、コンパクトカーの「ヴィッツ」をマイナーチェンジして発売した。中部地区での発表会が行われた中部経済産業局(名古屋市中区三の丸)からリポート。

1.3リッター車でアトキンソンサイクルや「VVT-iE」を採用

ヴィッツは1999年にデビュー。初代は欧州戦略車として登場し、2005年には2代目に、2010年12月には現行の3代目に進化している。

フルモデルチェンジから約3年半で行われた今回のマイナーチェンジでは、新開発の1.3リッター直4エンジン(1NR-FKE)に、プリウスなどのハイブリッド車で採用しているアトキンソンサイクルを採用。圧縮比は13.5に高められ、さらにクールドEGR、VVT-iE(電動連続可変バルブタイミング機構)なども採用し、世界トップレベルの最大熱効率(※)38%を達成。アイドリングストップ機能も装備することで、JC08モード燃費で従来モデル比+3.2km/Lの25.0㎞/Lを達成。これにより、1.3リッター・FF車はエコカー減税の免税(100%減税)対象車になった。

※熱効率:使用した燃料の熱エネルギーのうち、動力を生み出すために有効に利用された熱量の割合

 

ボディカラーではルミナスイエロー(写真)など7つの新色を採用。全17色を用意した

また、1リッター直3エンジンや1.5リッター直4エンジンも改良され(後者にもアイドリングストップ装着車を設定)、燃費を向上。変速機はこれまで通り、RSの5MT車を除いて全車CVT(無段変速機)になる。

シャシーに関しては、スポット溶接の増し打ち、床下の補強材の大型化、ショックアブソーバーの改良などを実施。吸・遮音材、制振材を追加するなど、静粛性も向上させたという。VSC&TRCは全車標準になった。

「キーンルック」を採用。内装も細かく改良

フロントデザインには、ここ最近のトヨタ新型車に見られる「キーンルック」を採用。ヘッドランプと一体で構成されるV字ライン、台形の開口部や左右にスリットを設けたフロントバンパーなど、最近のSAIやオーリスに通じる造形になった。また、リアコンビランプなどのデザインも手直しされている。スポーティグレードの「RS」では巨大なメッシュグリルが採用された。

 

インテリアでは、インパネの表面処理や加飾、シート表皮、メーターデザインなどを変更。助手席前に大容量アッパーボックスも新設定された。アイドリングストップ装着車には、燃費情報などを表示するTFTディスプレイが採用されている。

価格は115万5600円~。RSは183万1091円~


ヴィッツ RS “G's”

グレードは従来同様に、ベーシックな「F」、オシャレな専用内装などを持つ「Jewela」、装備充実の「U」、スポーティな「RS」の4種類。

価格(消費税8%込)は、1リッター車が115万5600円~、1.3リッター車が145万0145円~。1.5リッター車のRSは、5MTが183万1091円、CVTが191万4545円~。

 

ヴィッツ RS “G's”。G's専用スポーティシートはホールド性が高く、なかなかの仕上がり

また、ヴィッツ RSをベースに、メーカーの生産ラインで架装されるスポーツコンバージョン車「G's」もマイナーチェンジ。スポット溶接増打ちに加えて、センタートンネルブレース(補強材)の改良、リアフロアへのブレース追加、足回りや電動パワステの専用チューニング等が施された。こちらは5MTとCVT共に204万4145円~。

販売は従来通りネッツ店で、月販目標台数はデビュー時の1万台より少し減って8000台。

デイズのコメント


雨の中、RS(写真)と1.3リッター車のCVT仕様に、短時間ながら試乗できた。RSはもちろん、1.3リッターの方もよく走る

新しいエンジンを載せて、いよいよ一部グレードで100%減税を達成したヴィッツ。ちょい乗りしてみれば特に不満のないクルマではありました。とはいえ、どんどん派手になるグリルの意匠を含め、ちょっと内弁慶なところが気になるかと。このクラスの輸入車、燃費以外の部分でなんかスゴイことになっているので。
 
 
 
■過去の記事
・新車試乗記>3代目トヨタ ヴィッツ 1.3 U (2011年2月掲載)