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日産、新型「プレサージュ」発売

カテゴリ:新車 , 東海地区の情報 / 2003年06月26日

 
 

日産は両側スライドドア、3列シートのミニバン「プレサージュ」をフルモデルチェンジし、2003年7月24日から発売する。

言わば「FFのエルグランド」

新型「プレサージュ」は、全長4840×全幅1800×全高1685mmの3列シートミニバン。エルグランドより下、セレナやリバティより上というクラスに位置する。シャシーはティアナと同じ「FF-Lプラットフォーム」を採用。主力ユニットはプリメーラやセレナでおなじみの2.5リッター4気筒「QR25DE」+4ATだが、3.5リッターV6(VQ35DE)+エクストロニックCVT仕様も用意する。こちらは言わば、FF版エルグランドだ。

シートアレンジをワンタッチ化

特徴の一つは、各種シートアレンジ操作をワンタッチ化したこと。例えば、サードシートの床下収納がそれだ。荷室のノブを引くとスプリング仕掛けで、座面が跳ね上がり → 背もたれが倒れる、という動きが一発で行える。2列目キャプテンシートを横にスライドさせれば「3人掛け」可能なベンチシートに変身。3列目への乗り込み時に2列目背もたれを倒す面倒な操作も、運転席からスイッチ一発で出来る。もちろん、乗り降りのしやすさを左右する低床化やフラットフロア化にもぬかりはない。ただし現行エスティマなどで採用されている運転席側電動スライドドアの採用は見送られている。

サイドブラインドモニターを初採用

左ドアミラーに仕込まれた「サイドブラインドモニター」も新しい。左前方の死角をカバーするもので、今までなかったのが不思議に思えるくらい便利な装備だ。さらに、SUVには多いが、ミニバンでは珍しいガラスハッチ式のリアゲートも採用。使い勝手の良さで、この種のクルマの実際の「ユーザー」たる女性にアピールする。安全面では3列目までカバーするカーテンエアバッグが日本車初だ。

激戦かつ重要なミニバン市場における新型プレサージュのライバルは、トヨタ・エスティマ、ホンダ・オデッセイ、三菱・グランディス、マツダ・MPVなど。生産は日産・九州工場。価格は4気筒モデルが213〜265万円、V6モデルが272〜306万円(それぞれ4WD含む)。販売目標は5000台/月。取扱いはNISSAN Blue Stage。

デイズのコメント

様々なミニバンの「いいとこ取り」をした上で低価格戦略とし、打倒エスティマを目指しているミニバンだ。インパネの斬新さに比べ、エクステリアは日産のデザインとしてはおとなしめ。誰もが不満なく乗れ、あたりさわりのないカタチ=数が出る、という図式で、失敗はないだろう。インパクトは薄いが、ミニバンがもはや当たり前の乗り物である以上、こうしたサニー的ミニバンの市場性は高い。