Published by DAYS since 1997 from Nagoya,Japan. 名古屋から全国に発信する新車試乗記や不定期コラム、クルマ情報サイト

ホーム > MOTOR DAYS ピックアップニュース > トヨタ、新型ラウムを発売

トヨタ、新型ラウムを発売

カテゴリ:新車 / 2003年05月12日

 
 

トヨタは、リアスライドドアが好評だったラウムを6年ぶりにフルモデルチェンジし、5月12日より発売した。新型ラウムは使い勝手重視の「ユニバーサルデザイン」と助手席側センターピラー内蔵型ドアが特長だ。

助手席側センターピラーを「ドアに内蔵」

2代目ラウムのテーマは「クルマづくりにおけるユニバーサルデザイン(UD)の追究」。すべての人にとって使いやすいデザインを求め、ユーザー評価を繰り返しながら開発したという。

目を引くのは「パノラマオープンドア」なる、助手席側のセンターピラーレス(トヨタ流に言えば「センターピラー内蔵型」)の前後ドア。後ろのスライドドアは電動となっている(助手席側のみで、一部グレードを除く)。ホンダ・エレメントやマツダRX-8の観音開きと違い、こちらは後部ドアだけでも開閉できる。

随所にユニバーサルデザイン

そのほかにも、乗降時に便利なアシストグリップや楕円ステアリングホイール、助手席折り畳み機能、天然シルクから抽出したタンパク質「セリシン」を繊維に定着させた肌に優しいシートなど、細かい配慮が盛り沢山となっている。

一方で、既存の1.5リッターエンジンなど、パワートレイン系に目新しさはない。シャシーはヴィッツ系の派生であるbBやファンカーゴと共有。先代は今はなきターセル/コルサ系だったから、一気に進化したことになる。全長4045×全幅1690×全高1535mm(4WDは1545mm)、WB:2500mmは、先代とほとんど変らない。

取扱いはネッツおよびトヨタビスタ店。目標は4,000台/月。価格は139.8〜186.8万円(4WD含む)。

DAYSのコメント

ユニバーサルデザインをコンセプトにした初めての自動車。先代のコンセプトはほぼそのままに、使い勝手を向上させて、約4.0×1.7×1.5(m)という日本車として究極のサイズにまとめ上げた。おそらく日本国内で最も使いやすいクルマだろう。

ただ、ブランドや趣味性といったクルマの記号性とは対極にあるゆえ、だれが買うのかが見えにくいのも事実。だれでも受け入れられる商品はだれにも売れない、とならないことを祈りたい。