Published by DAYS since 1997 from Nagoya,Japan. 名古屋から全国に発信する新車試乗記や不定期コラム、クルマ情報サイト

ホーム > MOTOR DAYS ピックアップニュース > 日産、新型スカイラインクーペ発売

日産、新型スカイラインクーペ発売

カテゴリ:新車 , 東海地区の情報 / 2007年10月02日

 
 

日産は2007年10月2日、スカイラインクーペをフルモデルチェンジして発売した。東海地区の発表会が行なわれた日産名古屋ギャラリー(名古屋市 中区栄)から速報。

「艶やか」をテーマに

新型スカイラインクーペは、06年11月に発売された12代目「V36型」スカイラインセダンのクーペ版。03年1月に発売された先代スカイラインクーペ(CV35型)の後継車となる。

現行セダン同様、新型クーペも先代V35型の正常進化版。ボディサイズ(全長4655×全幅1820×全高1390mm)に変更はほとんどないが、スタイリングは「艶やか(あでやか)」をテーマに、より引き締まったものに一新。歩行者保護用のポップアップエンジンフードによってボンネット高を低く抑えるなど、スポーティ感を強めている。全高はセダンより60mmも低い。

日産版バルブトロニック「VVEL」で333ps

エンジンは現行セダン用「VQ35HR」の部品を約35%刷新し、新機構「VVEL」(バルブ作動角・リフト量連続可変システム)を追加した新開発「VQ37VHR」(333ps/7000rpm、37.0kgm/5200rpm)。「VVEL」は、吸気バルブで吸入空気量をコントロールする、いわゆるバルブトロニックと似たシステム。日産は少なくともこのVQ37VHRでは、出力アップ、レスポンスの向上、燃費の良さという順にアピールしている。

おなじみ「FR-Lプラットフォーム」は剛性をアップ(ねじりで先代比36%アップ、横曲げで同等)。現行セダンと同様、4輪アクティブステア(4WAS)を上級グレードに装備する。変速機は5ATないし6MT。インテリアの意匠も基本的には現行セダン譲りだ。

月間200台目標で、369万6000円~

CMタレントはセダンに引き続き、渡辺謙とイチロー。キャッチコピーは「ときめきをシフトする」。国内の目標販売台数は月間200台だが、北米向け(インフィニティ・G37クーペ)はこの約10倍というから、市場規模では圧倒的に北米がメインだ。その他ロシアや韓国でも出足は好調で、欧州市場にも新しく始まる「インフィニティ」ブランドの目玉として投入されるという。

価格は369万6000円(370GT・5AT)~447万3000円(370GT Type SP・5AT)。

DAYSのコメント

今や国産唯一のクーペ。日本車としては、セダンがあってクーペもあるという古き良き伝統の、最後の一台となってしまったスカイラインだが、そのクーペもほとんどが海外向け。北米では年間2万台以上が売れ、韓国では日本の倍近い価格にもかかわらず、すでに3000台の予約が入っているという。実際、その性能に比して日本での価格は大バーゲンプライスだ。ほとんどポルシェと変わらない性能で、半値以下。ただ、実際に購入するとなると、そのバーゲンプライスも実質400万円オーバーゆえ一般にはなかなか手を出しにくい、というジレンマに陥ってしまう。そこがちょっと辛いところ。もっと安くしようとするとZがあるし、高いところにはGT-Rがあるという微妙なポジショニングだ。繰り返すが、性能に比してなら価格は安い、貴重なFRスポーツ車である。先代は月220台ペースだったという。もっと売れて欲しいものだ。

(Photo:DAYS)

http://www2.nissan.co.jp/SKYLINE/V36/0710/index.html