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スバル、新型「ステラ」を発売

カテゴリ:新車 , 東海地区の情報 / 2011年05月24日

 
 

富士重工業は2011年5月24日、軽自動車「ステラ」を5年ぶりにフルモデルチェンジして発売した。今回の2代目ステラは、ダイハツから供給を受けるOEM車となる。

新型ステラはムーヴのOEM


新型ステラ カスタム。写真のファインブルーマイカメタリックはスバル専用色

スバル初のトールワゴン軽乗用車として2006年に登場したステラ。初代はスバル独自の4輪独立懸架シャシーに660cc直4エンジンを搭載したモデルだったが、2008年以降はトヨタ、ダイハツ、スバルのグループ戦略によって、スバルの軽自動車をダイハツからのOEM車に切り替えることになり、徐々に実行に移されてきた。すでにディアスワゴン(アトレー)、プレオ(ミラ)、ルクラ(タントエグゼ) がそうで、今回のステラは新型ムーヴのOEM車となる。

ちなみにスバル独自の軽自動車は、残すところサンバーの商用バン/トラックのみ。生産終了の時期は正式に発表されていないが、予定では2012年の2月か3月との報道が一部でされている。

ムーヴ同様、10・15モード燃費27km/Lを達成


発売前日には東海地区でスバルディーラーを展開する名古屋スバル自動車の本社で内覧会が行われた

基本的には、昨年12月にフルモデルチェンジした5代目ムーヴそのもの。「TNP」のコマーシャルが認知度を上げた新型ムーヴ同様、最大のセールスポイントは改良型の直3エンジン、CVT、アイドリングストップ機能によって、国内向けガソリン車(ハイブリッド車を除く)でトップの10・15モード燃費:27.0km/Lを達成していることだ。

トールタイプと言っても、タントほど背が高くないのは先代ステラと同じ。ドアもタントのようなスライド式ではなく、先代と同じ4枚ヒンジ式となる。

フロントスタビライザーを全車標準化


大人しめの「ステラ」の場合、ムーヴとの外観の違いはバッジと一部のボディカラーくらい

気になるムーヴとの違いは、外観では前後のスバルバッジ、フロントグリル、バンパー形状、ボディカラーなど。見えない部分ではフロントスタビライザーやチルトステアリングの全車標準化などで、スバルの独自色を出しているという。またムーヴにあるターボ車は、エコカー減税対象車となるための改良を待って、追加される予定だ。

 

タコメーターが標準装備になる「ステラ カスタム」のインパネ

ムーヴ同様、スバル版も「ステラ」と「ステラ カスタム」の2本立て。価格もムーヴと同等で、2WDは113万円(ステラの標準グレード)~140万円(ステラ カスタムの上級モデル)。ビスカス式のフルタイム4WD(スバル流に言えばAWD)は12万1000円高となる。

広告キャッチコピーは、アイドリングストップ機能をアピールする、「トマール エンジン」。テレビCM等では、ナインティナインの岡村隆史がダジャレで「トマール猿人」に扮している。販売目標台数は月間2250台(年間2万7000台)だ。ちなみにムーヴはその約5倍の月間1万2000台を目標としている。

デイズのコメント

長年、スバルの軽に親近感を持ってきた身としては、それがOEM車ばかりになることに、いささか寂しさを感じざるを得ない。しかしここ数年、各メーカーの軽に試乗してきた印象からすると、軽二大メーカーの突出は明らか。特に燃費性能を追いかけるのは相当きつかっただろう。販売の現場としてはこの方がかえって売りやすいと思う。またダイハツ版のターボ車にはミリ波レーダーを使うプリクラッシュセーフティのオプション設定があるが、スバル版にはターボ車そのものが今のところない。スバルにはアイサイトがあるので、ターボが出る時には載せたいところだが、ベースがダイハツ車では難しいか。


 

■外部リンク
・富士重工業>プレスリース>新型ステラを発売 (2011年5月24日)