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東京モーターサイクルショー 2014が開幕

カテゴリ:イベント・フェア / 2014年03月28日

 
 

国内最大級のモーターサイクルイベント「第41回東京モーターサイクルショー」が2014年3月28日(金)に、東京ビッグサイトで開幕した。初日は初夏のように暖かい晴天に恵まれ、平日にも関わらず多くの人で賑わった。開催は30日(日)まで。ショーの様子を現地から駆け足でリポート!

国産車編

ホンダはNM4で、ヤマハはMT-09でお祭り状態


ホンダ MN4は大人気で、2台のうち1台はまたがることも可能だったが、近づけないほどの人だかり

ホンダは、1週早く開催された大阪モーターサイクルショーで世界初公開した市販予定車「NM4(エヌエムフォー)」を東京にも出展。「近未来」と「COOL」を開発テーマとした斬新なデザインの車体に、745cc 直列2気筒エンジンとDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載。スリムな「NM4-01」と、リア両サイドに収納スペースを持つ「NM4-02」の2タイプを用意している。

 

ヤマハで注目を集めたのは新型3気筒モデルの「MT-09」と発売予定の2気筒モデル「MT-07」

ヤマハは、欧州では昨年秋から販売開始し、日本では4月10日に発売する846cc・3気筒ミドルクラスのスポーツモデル「MT-09」を強力にプッシュ。最新の3気筒モデルとしては、トライアンフ、MVアグスタに次ぐ参入となる。加えて、MT-09よりさらに軽量スリムな新開発の689cc・2気筒モデル「MT-07」 (市販予定車)も何台か用意し、スタンドで固定されていないMT-07にまたがって、その「軽さ」を体感できるコーナーも設けている。

 

ホンダの 「モンキー・くまモン バージョン」は、子供(とその親)に大人気

ヤマハは昨年末の東京モーターショーで好評だったボルト カスタム(参考出品車)の続編を出展。市販予定は「まったくない」とのこと

開発中の250ccスポーツモデル「R25」(参考出品)はレース仕様という設定で、ロッシのMotoGPマシンと共に展示
 

2月に満を持して国内販売が始まったスズキのフラッグシップ「隼(ハヤブサ)」。180km/h速度リミッターこそつくが、輸出仕様と同じ197psを発揮

カワサキは「実質的にフルモデルチェンジです」という新型エストレヤをアピール。雰囲気は従来モデルのまま

販売好調のニンジャシリーズは1000、400、250が揃い踏み。1000用のパニアケース(オプション)は新タイプとのこと

輸入車編

BMWはR nine T、ドゥカティは新型モンスター、トライアンフはデイトナ675Rなどなど


BMW R nine T。このデザインがグサッとくる人はかなり多いはず

BMWの注目モデルは、4月に発売されるネイキッドモデル「R nine T(アール ナインティ)」。メーカー自ら、カスタムされることを前提として設計したモデルで、フロントはBMW自慢のテレレバーではなく、一般的な倒立式フォークを採用。リアサブフレームも脱着・交換可能とするなど、カスタムマインド溢れる作りになっている。エンジンは新型R1200GS譲りの1170cc・空・油冷フラットツイン(110ps)。会場に用意された車両は、常にオシャレなミドル層に囲まれ、熱い視線を浴びていた。価格は190万円とネイキッドとしては高めだが、ヒットは間違いない。

 

ドゥカティ モンスター 1200S

ドゥカティは昨年11月のEICMAショーで発表した新型「モンスター 1200/1200S」や、フェイスリフトされた「ディアベル」シリーズ等を出品。また、同じイタリアのMV アグスタは、3気筒モデルのブルターレ 800をベースにしたモタードタイプの「リヴァーレ 800」や、同じくブルターレ をベースに、シートフレームを短縮し、リアタイヤを200サイズにアップした新ジャンルモデル「ブルターレ 800 ドラッグスター」などを出展。角度によっては入り口がないように見えるユニークな箱型のブースに、現行アグスタをほぼフルラインナップで展示した。

トライアンフは新型デイトナ675Rや新型ストリートトリプルRをはじめ、サンダーバードシリーズのニューモデル等を出展。英国のエースカフェと外装デザインでコラボしたデイトナ675Rなどで、トライアンフらしさを前面に押し出している。

 

MV アグスタ ブルターレ 800 ドラッグスター。ホイールベースを含めて車体はブルターレ 800に近いが、見た目の印象はかなり違う

トライアンフは新型「デイトナ 675R」を出展。675cc 3気筒エンジンは128psを発揮

トライアンフは「サンダーバード」シリーズにも新モデルを追加。左は「サンダーバード コマンダー」、右が「サンダーバードLT」
 

「春」の訪れと共に新型ベスパがデビュー


ベスパ プリマベーラ 125

イタリアのベスパからは、新型スクーター「プリマベーラ 125」がジャパンプレビューされた。イタリア語で「春」を意味する車名は、往年のベスパ名車の名を復活させたもの。最近、限定発売された超プレミアムスクーター、ベスパ946のスタイリングイメージを引き継いだ、いわば量産普及モデルだが、そのデザインは掛け値なしに魅力的。ブースにはその946もあったが、一瞬同じモデルに見えるほど。ちなみにプリマベーラもベスパの伝統に則り、主要アウターパネルはスチール製となっている(946はアルミ製)。

 

右はスタイリングイメージの元になった946。こちらも125ccだが、お値段は約120万円!

モト・グッツィは新型クルーザー「カリフォルニア 1400 カスタム」を展示。写真はオプションのパニアケース付

ハーレー・ダビッドソンはハーレー自ら開発したものとしては初のトライク「トライグライド ウルトラ」を展示。普通自動車免許で乗れる、本物のハーレー。すでに販売中
 

昨年から日本で正規販売を開始したヴィクトリーと、昨年フルモデルチェンジしたインディアン。ヴィクトリーは米国ポラリス社の二輪ブランドで、インディアンも現在は同社で開発・生産されるが、雰囲気やメカニズムはまったく異なる

新型インディアン。往年のインディアンを彷彿とさせる造形の空冷VツインはOHV。左はインディアン初のフルフェアリングモデル「チーフテン」

日本でも急激にシェアを拡大中のKTMは、いつも通りモータースポーツを前面に押し出す。写真は昨年(2013年)のMoto 3マシン「KTM M32 GP」。250ccの4ストローク単気筒
 
  (photo/text:丹羽圭@DAYS)