Published by DAYS since 1997 from Nagoya,Japan. 名古屋から全国に発信する新車試乗記や不定期コラム、クルマ情報サイト

ホーム > MOTOR DAYS ピックアップニュース > 日産、エクストレイルをフルモデルチェンジ

日産、エクストレイルをフルモデルチェンジ

カテゴリ:新車 , 東海地区の情報 / 2007年08月22日

 
 

日産は2007年8月22日、「エクストレイル(X-Trail)」を7年ぶりにフルモデルチェンジして発売した。東海地区での発表披露会が行なわれた日産・名古屋ギャラリーから。

オンのデュアリス、オフのエクストレイル


(写真上:日産自動車)

新型エクストレイルは今年5月に発売された英国日産製のデュアリスと基本設計を同じくするSUV。クロスオーバーSUVであるデュアリスに対して、新型エクストレイルは従来通りオフロードや機能性に軸足を置いた、いわゆるライトクロカンだ。

シャシーはデュアリス同様、ルノー・メガーヌ系のCプラットフォーム。フロント・ストラット、リア・マルチリンクの足まわりやザックス製ダンパー等といったあたりもデュアリスと同じだ。

好評だったポイントを全て受け継ぐ

ボディサイズ(先代比)は全長4590(+135)×全幅1785(+20)×全高1685(+10)mm。全長は少々伸びたが、幅の拡大はわずかに抑えられている。

室内では、先代で好評だった「ポップアップステアリング」(運転席で着替えや食事をする時に便利)を改良して引き続き採用。防水シート、防水フロアといった「フル防水インテリア」もしっかり先代を踏襲している。

クラス最大の荷室

荷室も全て樹脂でカバーしたウォッシャブル仕様も、国内仕様では引き続き採用。新型ではさらに脱着式フロアカバーの下段を引き出しのように使えたり、603リッター(+69リッター)の大容量・大床面積とするなどして実用性をアップ。このクラスのSUVでは珍しく、車輪付きのマウンテンバイクを2台積み込めるという。

オールモード4×4は「 i 」に進化

エンジンは2リッター直4「MR20DE」(137ps、20.4kgm)および2.5リッター直4「QR25DE」(170ps、23.5kgm)。変速機はいずれもCVT(無段変速機)だが、2リッターでは国内のこのクラスで異例の6MTが選べる。4WD仕様の車重は1500kg前後で、10・15モード燃費は11.6~13.6km/L(4WD)となっている。

電子制御4WDの先駆となった従来の「オールモード4×4」は、「オールモード4×4-i」へと進化。ヨーレートやステアリング舵角センサー付きとなり、VDCやヒルディセントコントロールといった電子制御デバイスの追加によって操縦安定性と悪路走破性を強化している。前後トルク配分は100:0~約50:50で変化するほか、前後ロックモードも備える。

生産は九州工場で、欧州向けも当面はそこから輸出されるというから、つまり英国から九州を窓口に輸入されるデュアリスとは逆のパターンだ。欧州および日本がメイン市場となり、国内の目標台数は2000台。価格は199万5000円(20S・2WD)~253万500円(25X・4WD)。

デイズのコメント

外連味(けれんみ)のないエクステリアデザイン、電子制御四駆の走破性、ポップアップステアリングなどの人気の機能、とまあキープコンセプトのモデルチェンジ。このクルマ、まさに魚釣りの足にぴったり。いや冗談ではなく、旧型など7年たったモデル末期でも月1500台程度売れていたのはそのせい。若者だけでなく中高年の星でもあるわけだ。その意味で、今回は内装の質感が高められているのが素晴らしいところ。デュアリスとの棲み分けは?という問いには、「デュアリスがあったからここまで対極のものが作れたともいえる」との回答。先代同様、長く売れるクルマになりそうだ。

(写真:DAYS)

日産公式サイト>エクストレイルhttp://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/T31/0708/index.html

日産>ニュースリリースhttp://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070822-01-j.html